
男性器にかゆみや白いカスなどの症状が出て病院へ行くと、症状に合わせて様々な薬が処方されることになります。
亀頭包皮炎の管轄は泌尿器科ですから、恥ずかしいのをこらえて病院へ行ったという人もいるでしょう。
特に不特定多数の人との性行為の経験がある人だと、性感染症の可能性も否定はできませんから、まずは病院へ行き検査をするのが一番です。
その結果、亀頭包皮炎だと分かれば、性感染症ではなくて一安心ですよね。
さて、そんな亀頭包皮炎と診断をされたとき、処方される薬に「リドメックス」があります。
リドメックスはどんな薬で、亀頭包皮炎にはどのような影響があるのでしょうか。
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リドメックスとは?
まずはリドメックスという薬について、簡単に説明しましょう。
リドメックスというのは、ステロイド剤の一種になります。
主にかゆみがひどいときなどに、かゆみを抑えるために用いられます。
亀頭包皮炎の場合はかゆみが強く出ることが多いので、そのかゆみを抑える目的で処方されることが多いようです。
しかしリドメックスはステロイド剤なので、かゆみを抑えるだけで亀頭包皮炎の原因菌に直接作用するわけではありません。
あくまでも「症状を緩和する」ために処方されると考えられています。
リドメックスは亀頭包皮炎にはどのような影響があるの?
インターネットの大手掲示板サイト、ヤフー知恵袋などを見ていると、「亀頭包皮炎でリドメックスを処方されたけど、リドメックスってどのような影響があるの?」という質問をよく見かけます。
また、「リドメックスを塗っても何の変化も感じられない」という意見もあります。
リドメックスは、亀頭包皮炎にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
リドメックスはステロイド剤なのでかゆみを抑える作用はあるとされていますが、先ほどもお話ししたように亀頭包皮炎の原因菌に対する直接的な作用はありません。
細菌性亀頭包皮炎の場合は抗生物質とステロイド剤(リドメックス)を混ぜた軟膏などが処方されることがあり、その場合は症状の緩和が期待されることもあります。
しかし、カンジダ性亀頭包皮炎の場合は、抗生物質とリドメックスを混ぜた軟膏が処方されたとしても、あまり効果が見られないことが多いようです。
ヤフー知恵袋で「リドメックスは亀頭包皮炎に効果がない」と書いている人は、おそらくカンジダ性亀頭包皮炎である可能性が考えられます。
カンジダ性亀頭包皮炎は、カンジダ菌という真菌が原因になっているため、リドメックスのようなステロイド剤では根本的な治療にはつながりにくいとされています。
病院でも最初に検査をしないところもあり、まず始めにリドメックスを処方して「これで改善しなければ検査をしましょう」という対応をする場合もあるようです。
亀頭包皮炎には薬より安全とされるファンガクリームもあります
亀頭包皮炎は、原因によっては病院で処方された薬だけでは症状が改善しにくいこともあります。
薬には副作用のリスクもあるため、使用にあたっては注意が必要です。
特にリドメックスはステロイド剤なので、長期間の使用は推奨されていません。
そんなリドメックスよりも、比較的安心して使えるとして注目されているのが、ドクターズチョイスのファンガクリームです。
ファンガクリームは医薬品ではなく、天然成分のみで作られたクリームです。
強い殺菌力のあるティーツリーオイルを配合しているため、亀頭包皮炎の原因とされる細菌やカンジダ菌の両方に対して一定のケアが期待されることがあります。
薬は原因菌が異なる場合に効果が限定されることがありますが、ファンガクリームはどちらのタイプの亀頭包皮炎にも対応できる可能性があるとされています。
また、副作用の報告は少なく、オールナチュラル成分で敏感肌の方でも使いやすいと言われています。
ファンガクリームは通販で購入できるため、病院へ行くのが難しい場合の選択肢の一つとして検討される方もいるようです。
まとめ
亀頭包皮炎のときに処方される薬の一つ、リドメックスについて解説しました。
リドメックスはステロイド剤であり、常用は推奨されていません。また、リドメックスが十分に影響を及ぼさない亀頭包皮炎のタイプも存在します。
どちらのタイプの亀頭包皮炎にも対応できる可能性があるとされるファンガクリームなど、さまざまな選択肢を検討しながら症状に合った対策を考えてみてください。