
普段の生活では男性器が赤くなる場面というのはあまりありません。しかし、男性器の皮は皮膚なので刺激を受ければ赤くなることがあります。赤くなった場合は注意が必要かもしれません。
擦れて赤くなる
男性器の皮が赤くなる単純な理由として、擦れて赤くなってしまったということが考えられます。
例えば性行為の後に皮が赤くなってしまったという人は珍しくありませんし、マスターベーションで赤くなってしまった人もいます。「性行為やマスターベーションで男性器の皮が赤くなる人なんて、僕の身近にはいないけど。」と思うかもしれませんが、男性器の悩みはデリケートなので人には言いづらく、身近に男性器が赤い人がいないのは誰にも言えないからかもしれません。
性行為の後に皮が赤くなってしまったのならば、女性も痛かったと感じているかもしれないため、パートナーに「大丈夫だった?」のように気を使ってあげると良いでしょう。
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亀頭包皮炎で赤くなる
単純に性行為やマスターベーションに覚えがなく、それでも男性器の皮が赤い場合、考えられるのは亀頭包皮炎かもしれません。菌が男性器で繁殖し、炎症を起こしている可能性があります。
菌というと不潔な感じがしますが、男性器は尿や精液、分泌物、汗などが付着したままになりやすく、悪衛生になりやすい場所です。そのため、菌が繁殖して増えやすく、炎症を起こす場合があります。
亀頭包皮炎は細菌の繁殖で起こるものと、カンジダ菌の繁殖で起こる場合があります。どちらか一方のみの菌が繁殖している場合もあれば、両方の菌が繁殖している場合もあります。症状はどちらの菌でも似ているため、素人には判断しにくい病気です。
ゴシゴシ洗いはダメ
性行為やマスターベーションで皮が赤くなることもあれば、亀頭包皮炎で赤くなる場合もあるのが男性器です。赤くなってしまった後は性病を疑い、男性器を念入りに洗いたくなるかと思いますが、ゴシゴシと洗い過ぎるのはおすすめできません。ゴシゴシ洗うと、ボディタオルの摩擦から皮が余計に痛むかもしれません。また、洗い過ぎると皮膚に住む常在菌まで洗い流してしまい、皮の菌のバランスが崩れて赤みが悪化する可能性もあります。きちんと洗うのは大事ですが、大切なのは洗い残しがないことです。皮を剥いて洗う、洗ったらきちんと流すなど、ゴシゴシ洗うのではなく全部洗う、全部流すのを意識しましょう。
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性行為は避けた方が無難
男性器の皮が赤くなってしまった時に気になるのが、性行為をしても良いかどうかですよね。男性器が摩擦で赤くなってしまった場合は、感染症ではない可能性が高いため、性行為で菌を感染させてしまうリスクはあまりないかもしれません。しかし、性行為で赤いということは、また性行為をすることで赤みが悪化する可能性があります。そのため、性行為は控えた方が無難かもしれません。どうしてもする場合は、ローションやジェルを使って擦れないようにすることが望ましいでしょう。
また、亀頭包皮炎の症状がある時は性行為を控えることが推奨されます。カンジダ性亀頭包皮炎だった場合、女性にカンジダを感染させてしまう可能性があります。カンジダは感染しても発症しにくいものの、免疫力が低下している時に感染すると女性は膣カンジダになることがあります。そのため、パートナーを大事にする意味でも亀頭包皮炎の時は性行為を避ける方が良いでしょう。細菌性亀頭包皮炎であっても、男性器が弱っている時は何を感染させられるか分からないため、性行為はなるべく控えることが望ましいです。中には性行為をしても問題ないと考える人もいますが、念のため避けるのが安全とされています。