
ファンガクリームはオールナチュラル成分で、成分が注目されています。では、どんなものが配合されているか成分を見ていきます。
ティーツリーオイル
ティーツリーオイルは真菌や細菌に対して抗菌作用があるとされるオイルです。実験では、カンジダ、ヘルペス、にきび、白癬などの症状に対して何らかの改善が見られたという報告もあります。
また、オーストラリアの先住民族や大戦中のオーストラリア軍の薬などでもティーツリーは利用されていました。それぐらい、昔からティーツリーオイルは注目されています。
ユーカリオイル
ユーカリオイルも実験で抗菌作用が確認されています。殺菌や解毒、消毒、抗ウイルス剤として利用されることがあり、炎症緩和に役立つ可能性があります。
実験では、微粒子化したユーカリオイルが黄色ブドウ球菌が原因の傷の治癒を促す可能性があると報告されています。
ラベンダーオイル
抗真菌や抗炎症作用が期待されており、ニキビや火傷、日焼け、虫刺されなど幅広い症状に利用されることがあります。傷の回復を助ける可能性も実験で示唆されています。
蜜蝋(みつろう)
保湿や抗菌作用に期待が持てる成分です。漢方薬としても利用されることがあります。実験では、蜜蝋とオリーブオイルを混ぜたものをいんきんたむしなどの真菌が原因の疾患に塗ったところ、36人中29人に皮膚の状態が改善したとの報告があります。
ローズゼラニウムオイル
抗炎症や保湿力が高く、ニキビ、乾癬、湿疹、水虫、火傷などの症状の緩和に役立つ可能性があります。化粧品にも利用される成分です。
オリーブオイル
皮膚の炎症を和らげ、肌の回復をサポートするとされます。日焼け、火傷、虫刺されなど幅広く利用されることがあります。
傷の回復を促す実験ではユーカリオイル同様に一定の成果が報告されています。
キャノーラオイル
炎症を和らげ、湿疹などの刺激から肌を守る効果が期待される成分です。
マカダミアナッツオイル
肌荒れや炎症を抑え、保湿効果があるとされています。浸透力があり、肌を柔らかくする働きも期待されます。
セトステアリルアルコール
ベビーローションにも利用されるほど安全性が高いアルコールで、高い保湿力を持っています。乾燥やカサつきから肌を守り、水分量を保つ役割があります。
トコフェロールアセテート
ビタミンEの一種です。酢酸トコフェロールを重度のオムツかぶれの複数の新生児に塗ったところ、保湿系軟膏を塗った新生児グループよりも肌の状態が良好だったとの実験結果があります。また、副作用や症状が悪化した例は報告されていません。
トコフェロールアセテートは強力な抗酸化力を持ち、肌荒れを防ぎ保湿に役立つとされています。
ビタミンC
抗酸化力があり、肌にハリを与えるとされます。また、免疫力を高める可能性も指摘されています。
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成分から分かる事
ファンガクリームの成分を一つずつ見ていくと、傷の回復に役立つとされる成分が多く含まれているのが分かります。また、オリーブオイルなど複数の実験で良い結果が報告されているものを利用しています。実験データを参考にファンガクリームに配合されている成分を選んでいるため、一般的なクリームとは異なる特徴があると言えます。
ナチュラル成分だからこそできる事
ファンガクリームの成分はご覧の通り、自然由来のものが多く含まれています。これが医薬品とは異なる点で、ナチュラル成分だからこそ赤ちゃんにも使いやすく、粘膜にも使用できる場合があります。副作用のリスクも比較的低いとされ、利用しやすさがあります。
ファンガクリームは成分を理解すると、さまざまな用途に対応しやすいクリームであることが分かります。