「なんで俺がカンジダなんかになってしまったんだ!」「彼女なし、風俗も行ってないのになぜカンジダに?」など、カンジダになってしまったら原因が探りたくなりますよね。そこで、男のカンジダの原因についていくつか挙げていきましょう。
性行為
カンジダと聞くと、性行為を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?カンジダは体に住み着く菌なので女性の膣にも存在します。そのため、性行為によって女性から男性にカンジダが感染ってしまったという事はあります。
カンジダは感染すると2〜3日で発症すると言われてるため、もしそのぐらいの時期に性行為で思い当たる事があれば、女性から感染させられたのかもしれません。そして、パートナーから感染させられた場合は、パートナーと共に治療していくのが再発防止になります。
免疫力の低下
性行為でカンジダが伝染る可能性はありますが、多くの原因が免疫力の低下です。免疫力とは体が菌に抵抗する力の事で、抵抗力がなくなるとバリアが弱くなるのでカンジダ菌は繁殖しやすくなります。
抵抗力が低下してる時というのは、風邪などでぐったりとしてる時の他に、疲れを感じてる時、睡眠不足で体が重い時、ストレスでイライラしてる時などです。体が重い、動きたくないという日が多ければ、免疫力が低下してるかもしれません。
現代人は慢性疲労の人も多く、免疫力が低いのが続く人もたくさんいるかと思います。それがカンジダ繁殖のリスクに繋がってしまうのです。
抗生物質
抗生物質とは、細菌を殺すための薬です。風邪薬や細菌性亀頭包皮炎の薬などに利用されます。抗生物質がカンジダを引き起こす原因となるのは、抗生物質が無害な菌まで殺してしまう可能性があるからです。無害な菌は常在菌で、体のバリアなって有害な細菌の繁殖を防ぎます。それが抗生物質で殺されてしまうと、カンジダ菌と勢力争いをしていたライバルが消える事になり、カンジダが繁殖してしまうのです。体内は様々な菌がひしめき合って体を守ってるため、抗生物質でバランスが崩れてしまうのです。
抗生物質を服用して、1〜2週間してカンジダのかゆみが始まることが多いと言われています。もしその時期に風邪薬を飲んだ、歯の治療で薬をもらったなどがあれば、それが原因かもしれません。
不衛生さ
男性器の不衛生さもカンジダが増殖する原因となり得ます。カンジダはカビの仲間であり、蒸れて温かい場所が大好きなのです。
例えば、尿や汗、精液などが拭ききれなくて付着した男性器は恥垢(ちこう。恥垢)が発生します。恥垢自体は感染源になりませんが、恥垢はカスであり、不要なものなのである事自体が不衛生です。恥垢を放置すれば不衛生さからカンジダ菌は繁殖しやすくなりますし、キツめのパンツキツいズボンなどでパンツの中が蒸れればカンジダが住みやすい環境を作ってしまいます。
洗い過ぎ
不衛生な環境もカンジダが繁殖しますが、だからと言って男性器をただがむしゃらに洗えば良いという訳でもありません。なぜなら、男性器を洗い過ぎると皮膚を守っていた常在菌が洗い流されてしまうからです。抗生物質と同じく、他の菌がいなくなればそれだけカンジダは繁殖しやすくなります。また、ただ洗ってるだけでは恥垢は取れません。包茎ならば包皮を剥くなどして洗わなければ、包皮と男性器の間は汚いままです。
きちんと洗うのは大切ですが、洗うなら男性器をくまなく全部洗う、洗い過ぎないと気を付けましよう。