亀頭包皮炎の中でも大腸菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が原因の亀頭包皮炎はどうやって治していくのか、薬や生活で心がける事などを説明していきましょう。
利用される薬
細菌性亀頭包皮炎を治す薬は、抗生物質の薬です。抗生物質は飲み薬と塗り薬がありますが、市販薬だと塗り薬で治していくようになります。抗生物質は細菌を直接殺す薬なので、細菌に効果的なのです。
そして、病院だと抗生物質の塗り薬や飲み薬の他にステロイドも処方されます。ステロイドは炎症や湿疹などの症状に効く薬で、病院では抗生物質とステロイドを混ぜた薬を処方するか、抗生物質とステロイドを分けて2つの薬を処方します。
ステロイドは皮膚が薄くなるなどの副作用がありますが、それは必要以上に利用した場合です。必要量を守って利用すれば怖い薬ではありません。
むやみに触らない
細菌性亀頭包皮炎を治すために大切なのは、患部を清潔に保つ事です。むやみに触ると、手についた雑菌が患部についてしまって余計に悪化してしまいます。
子供が細菌性亀頭包皮炎になるとその部分が気になって触りたくなりますが、触らない方が早く治ると教えてあげましょう。そして大人であっても、患部が大丈夫かな?治ってきたかな?とむやみに触るのは避けましょう。
優しく洗う
細菌が付いて亀頭包皮炎になったからと言って、患部をゴシゴシと洗うのは避けます。バイ菌が付いて汚いと思ってゴシゴシ洗うと、そこから傷ができてまた細菌が増えてしまう可能性があるからです。清潔に保つのは大切ですが、必要以上に洗うのは辞めましょう。そして、痛くて触るのが大変ならば無理に洗わずにシャワーで流すだけにしときましょう。
洗った方が良いのか悩んだら、病院で診察してもらって洗い方についても相談するのも良いですね。
セックスやマスターベーションは控える
細菌性亀頭包皮炎を治すためには、セックスを控えた方が良いです。体験談だと包皮が弱くなっていて、セックスするたびに亀頭包皮炎になるという人がいました。セックスはピストン運動で、薄い包皮が痛みやすくなってしまい、亀頭包皮炎が悪化する可能性があります。また、亀頭包皮炎でセックスしたら血が滲んだという体験談もあります。
マスターベーションも同様に、ペニスを擦るなどの刺激がある事は避けた方が亀頭包皮炎が早く治る可能性があります。
しっかり休息を
細菌性亀頭包皮炎を治すためには、体が健康なコンディションでないと傷を修復する事ができません。細菌が繁殖してしまってる時は無理をしないで疲労を溜めないようにしましょう。
休息は睡眠が効果的で、入眠から3時間の間に成長ホルモンは分泌にされます。そして、この成長ホルモンは睡眠中に7割が分泌されるのです。成長ホルモンは美容の話で良く出てきますが、肌を修復するホルモンなので亀頭包皮炎も決して無関係ではありません。
また、血液も起きてる間は脳に良く集まりますが、寝てる時は肌に栄養を届けるようになります。
亀頭包皮炎の治し方は睡眠を十分に取るのも1つの方法なのです。
細菌性亀頭包皮炎の治し方は、どんな薬を使えば良いのか、どんな病院で治すのかなど薬がメインになってきますが、薬をより効果的に利用して治すためには、ペニスをいたわる事と共に体をいたわる事も大切です。
薬だけに着目しないで、他にできる事がないかなと生活を見直す、ペニスに優しくなるなどできれば良いですね。