
「亀頭包皮炎でも病院に行く時間がない!」「病院に行く時間がないけど亀頭包皮炎の症状を和らげたい。」
亀頭包皮炎の症状を和らげたいけれど病院には行けないという人のために市販薬は便利ですが、市販薬って本当に良いの?ということについてまとめていきます。
市販薬の種類
亀頭包皮炎は細菌性亀頭包皮炎とカンジダ性亀頭包皮炎の2種類があります。どちらか片方が発症する場合もあれば、両方とも一度に発症する場合もあります。
細菌性亀頭包皮炎の場合、市販薬では抗生物質の外用薬が使われることがあります。ただし、私が調べた限りでは細菌性亀頭包皮炎専用の薬はなく、外用薬の抗生物質をペニスに塗る形になります。
カンジダ性亀頭包皮炎の場合、利用されるのは抗真菌薬です。カンジダは細菌ではなく真菌の仲間です。細菌も真菌も名前は似ていますが構造が異なるため、カンジダ性には抗生物質が効果的でないとされています。カンジダ性亀頭包皮炎の薬もペニス専用のものはなく、水虫や白癬に使われる薬をペニスに塗ることがあります。
市販薬のメリット
市販薬のメリットは冒頭でも書いた通り、病院に行かずに対処できる点です。病院は待ち時間がありますし、主に平日に開院していますよね。なかなか忙しくて行けない、会社は遅刻しづらいなど通いにくい人もいるでしょう。
また、体験談では病院で若い看護婦にペニスを見られるのが非常に恥ずかしかったという人もいました。
待たない、恥ずかしくない、比較的どこでもいつでも買えるなどのメリットが市販薬にはあります。
また、市販薬を家にストックしておけば亀頭包皮炎が再発した時にすぐに利用できるかもしれません。亀頭包皮炎は早めの対処が症状の悪化を防ぐポイントなので、違和感があればすぐに塗ることが考えられます。
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市販薬のデメリット
市販薬のデメリットは、本当に亀頭包皮炎か、亀頭包皮炎でも細菌性かカンジダ性か分からない場合に適切に対処できないことです。
先にも書いたように、亀頭包皮炎は細菌性とカンジダ性で薬が異なります。細菌性ならば抗生物質を利用しますが、カンジダ性亀頭包皮炎は抗生物質が原因で発症することもあります。つまり、細菌性と思って抗生物質を利用したらカンジダ性亀頭包皮炎の症状が悪化する可能性があるのです。
また、細菌性とカンジダ性の両方が混在して発症した場合、どうやって対処するのか悩むところです。ある泌尿器科によると、細菌性のために抗生物質の飲み薬とカンジダ性の塗り薬を処方するそうですが、医師でなければどう対処すれば良いか判断が難しいでしょう。
市販薬の体験談
1. 市販薬を利用し、症状が落ち着いたかなと思ったらまた再発することがありました。
2. ネットでカンジダのための薬を見つけて使ってみました。
3. ネットで薬を使ったら、徐々に症状が和らいでいったように感じました。
〈体験談まとめ〉
インターネットで市販薬を利用した体験談を探しましたが、目立ったのが「亀頭包皮炎の市販薬ってあるの?」という質問投稿でした。その回答として、市販薬はあるけれども安易に使うと症状が悪化することもあると答えている人が多いです。
それでも市販薬を使った人の中には症状が落ち着いたと感じている人もいます。ただし、症状が和らいでもすぐに再発するなど、結果として困っている人もいるのが分かります。
以上が市販薬の薬にはどんなものがあるのか、メリット・デメリットとは何か、などのまとめです。市販薬には良い面がある一方で、デメリットも大きいです。そのため、市販薬を利用する場合は症状をよく確認し、薬剤師と相談しながら購入するなど、できる限り自分の症状に合った薬を選ぶように心がけましょう。