
男性器がかゆい、痛い、カスが溜まるなどの症状があれば、それはカンジダ性亀頭包皮炎かもしれません。放置すると悪化する可能性があるため、適切な対処法を知っておくことが大切です。
病院で治療する
男性器に異常を感じたら、性病を疑って病院へ受診するのは適切な第一歩です。病院は、泌尿器科か性病科を受診します。
病院では患部のチェックを行い、尿検査や陰部から細胞を採取して菌を培養するなどの診察があります。検査の結果、カンジダと診断されれば、それに応じた薬が処方されることがあります。
費用は病院や保険の負担割合によって異なりますが、一般的な3割負担の場合、検査で約3000円、薬で約1000円程度かかることが多いです。薬は一般的には塗り薬が中心ですが、症状が重い場合は飲み薬を併用することもあります。
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市販薬を利用する
市販薬を利用する場合は、病院の診察を受けないことになります。市販薬は塗り薬が中心で、抗真菌作用がある成分を含む薬が選ばれます。抗真菌とは、カビなどの真菌に作用する薬のことです。カンジダは細菌とは異なるため、細菌対策の薬では十分な効果が期待できないことがあります。抗真菌と記載されている薬や、カンジダ対策を謳っている薬を選ぶことが望ましいでしょう。カンジダに特化した薬は、真菌の中でもカンジダ菌に対応した成分を含むことが多いとされています。
市販薬は1週間程度使用すると症状が落ち着く場合があります。もし1本使っても症状が改善しない、または悪化している場合は、カンジダ以外の病気の可能性もあるため、使用を中止して病院に相談することをおすすめします。
クリームを利用する
クリームタイプの製品の中には、カンジダに対してアプローチするとされるものがあります。例えば、ファンガクリームは通販サイトのビューティーアンドヘルスリサーチから販売されています。
ファンガクリームには、薬ではないもののカンジダ対策に用いられる成分が含まれていることがあります。例えばティーツリーオイルは、抗菌作用があるとして一部の臨床実験で報告されています。また、ユーカリオイルや蜜蝋(みつろう)、オリーブオイル、ラベンダーオイルなども、皮膚の状態を整えるのに役立つ可能性がある成分として知られています。薬ではないため副作用のリスクは比較的低いと考えられ、再発しやすいカンジダに対して長期的に利用しやすいという点が、ファンガクリームの特徴とされています。
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通気性が良いパンツやズボンを利用する
病院で検査を受けて処方薬をもらう場合でも、市販薬やクリームを利用する場合でも、共通して重要なのは通気性の良い下着や服を着用することです。これがカンジダの症状の改善に役立つ可能性があります。
カンジダは真菌の一種で、カビの仲間です。カビは暖かくて湿った環境で繁殖しやすいことが知られています。カンジダも同様に、暖かく湿った場所で増殖しやすい性質があります。男性器は外部に露出しているため、女性の膣に比べると湿り気は少ないですが、尿や精液、分泌物が亀頭に付着したままパンツやズボンの中に長時間あると、蒸れて繁殖しやすくなることがあります。そのため、亀頭を清潔に保ち、しっかりと拭き取ることや、通気性の良い綿素材のパンツを着用することが推奨されます。こうした通気性を良くする習慣が、カンジダの再発を防ぐ助けになるかもしれません。
また、症状が気になる場合や自己判断が難しい場合は、専門の検査を受けることも検討しましょう。自宅で簡単にできる匿名検査もありますので、プライバシーを守りつつ確認できる方法として利用が増えています。
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