「なかなかカンジダが完治しない!」「早くカンジダを治したい!」そんな思いはあっても、カンジダが治らない場合はありますよね。祈ってもカンジダは完治しないため、完治しない理由を知っていきましょう。
カンジタ?カンジダ?
そもそも、カンジタなのかカンジダなのか、そこから説明していきます。
私達の体を悩ませる菌は、Candida.albicansと呼ばれる菌です。Candidaの中のalbicansという一種です。Candidaと書くため、日本語に直すとカンディダかカンジダとなります。最後がdaなので、ダと読んだ方が元のCandidaに近い読みとなり、カンジタではなくカンジダと読みます。
カンディダかカンジダが正確ではありますが、カンジタという別の菌がいる訳ではありませんし、カンジタでもCandida.albicansと分かるのでカンジタでも良いのですが、正確にはカンジダです。
理由1.そもそもカンジダではない
カンジダがなかなか治らない理由はどこかというと、そもそもカンジダ菌が原因でない可能性があります。
カンジダの症状は、男女共にかゆみや痛み、赤みなどです。男性だとこれに加えて包皮が赤ぎれのように切れる事があり、恥垢が溜まる症状もあります。女性だとかゆみ、赤み、痛みに加えて、おりものの増加、臭み、浮腫みなどが発症する可能性があります。
こういった症状は、カンジダだけの症状ではありません。細菌が入り込んで炎症を起こしても似たような症状が現れますし、他の性病でも似たような症状が出る可能性があります。
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カンジダが原因かどうかは検査しないと分からないため、検査してカンジダだと言われてなかったらカンジダが原因ではないから治らないのかもしれません。
理由2.薬を途中で辞めてる
カンジダがなかなか完治しないのは、使用しなければいけない期間の薬を途中で辞めてるからかもしれません。
女性の場合、膣カンジダは通院して治していくのが基本です。毎日の通院が必要ですが、症状が治ってきたから行くのを辞めた場合、完治していない可能性があります。
男性も同様に、症状が治ってきたから塗り薬を辞めたなど、治療が中途半端になってしまうと完治しません。
なぜなら、カンジダは根を張って住み着いてしまうからです。症状が良くなってきて薬を辞めると、減少してきたカンジダがまた繁殖して症状が再発してしまいます。決められた期間をきちんと治療しないと、カンジダは完治しません。
理由3. 薬をケチってる
そんな訳ないでしょーと思っていてもありがちなのが、薬をケチってる事です。市販薬を購入して、それが高かったから1日に2回塗らなきゃいけないのを1日に1回にした、1回の使用量を規定量よりも少なくしたなどケチって使うと、カンジダはなかなか治りません。
実際に、ある薬を使った人の体験談によるとケチって1日に2回塗るところを1日1回にしたらすぐにカンジダが再発したという人もいます。誰もが望んでカンジダが発症して欲しい訳ではないので薬を買うのは嫌だと思いますが、決められた量を決められた回数分だけ塗るようにしましょう。
また、薬が高いと思ったらセット買いする、安い時にまとめて買っておくなど割引で安く買えるように工夫しましょう。
カンジダが治らないと思ったら、本当にカンジダが原因なのか、薬は決められた期間、決められた分だけ利用してるか振り返ってみましょう。