カンジダは、女性だと2人に1人が再発してしまう病気です。カンジダ菌は体に生息する菌なので再発しやすいのです。再発してしまった場合、生活環境や身に着けてるものを考え直してみると良いでしょう。
※カンジタは正確にはカンジダなので、この文章ではカンジダとします。
通気性が良い下着を身に着ける
カンジダは増殖するとかゆみや痛み、赤みなどが発生します。そのため、増殖させないのが一番大事です。
カンジダはカビの仲間なので、ジメジメした空間を好みます。そのため、ジメジメさせないために下着を化学繊維のものから綿のものに交換して通気性を良くしましょう。
調べた所、通販サイトで女性だと綿100パーセントのショーツが約550円で購入できます。綿やコットンと書いてある下着があれば通気性の良さが期待できるため、下着を買い替えてみると良いでしょう。
また、男性も即乾、抗菌、蒸れない、綿100パーセントなど通気性が良い下着がインターネットで見つかります。それらに履き替えてみて、蒸れを解消させましょう。
こまめに下着を取り替える
通気性が良い下着を着用しても、汚れが付着したままだと不衛生さからカンジダが再発しやすい環境を作ってしまいます。また、夏など汗をかく環境だと下着が乾く前に汗で蒸れてしまいますよね。そこで、汗をかいたりなどベタベタしたらこまめに下着を取り替えるようにしましょう。
体験談だと、再発防止のためにTシャツを切っておりものシート代わりにし、こまめに取り替えてるという人がいました。下着を取り替えるのが面倒くさければ、通気性が良いシートなどを利用するのも良いでしょう。
性器を洗い過ぎない
性器を洗い過ぎると、女性は膣内を守る善玉菌、デーデルライン桿菌まで洗い流してしまいます。また、男性もペニスに存在する常在菌を洗い流してしまい、カンジダが勢力を伸ばしやすくなります。そのため、しっかりと性器を洗うのは大切ですが、洗い過ぎないように気を付けましょう。隅々まで洗うけど擦り過ぎない、傷を付けないようにするなど、良い菌まで流さないようにします。
同じように、デリケートゾーン向けの消臭スプレーも使い過ぎには注意が必要です。スプレーは菌の増殖を防ぐ働きがありますが、清潔にし過ぎてもカンジダは繁殖します。適度に清潔にするバランスが必要なのです。
性器を乾かす
お風呂で性器をきちんと洗った後は、きちんと乾かします。陰毛が濡れたままだとそれも下着の蒸れになってしまうため、タオルドライをして蒸れないようにしましょう。再発防止のために陰毛にもドライヤーを当てて乾かしている人もいるぐらいです。
また、陰毛だけでなく陰部まできちんと拭き、蒸れないようにしましょう。
トイレでは前から後ろに拭く
カンジダ菌は女性の膣だけでなく、男性と女性の腸内にも存在します。腸から肛門は繋がっているため、トイレでは前から後ろに向かってトイレットペーパーで拭きます。後ろから前に拭いてしまうと、肛門にいるカンジダ菌が膣に入ってしまうからです。男性は肛門を拭いたトイレットペーパーでペニスを拭く事はないと思いますが、女性は肛門と膣が近いので注意しましょう。
カンジダが再発してしまったらまた薬を使って治すのはもちろん大事です。しかし、次は再発しないようにするためには下着を取り替える、デリケートゾーンの菌のバランスを考えるなど下着や洗い方などを見直してみましょう。