カンジタが何度も再発する！なんでこんなにしつこいの？とぶり返すカンジダに怒りを覚えてしまう人もいるでしょう。なぜカンジダはこんなにしつこいの？と、体験談と共にしつこいカンジダについて説明していきます。

※カンジタはCandidaと書くため、正確にはカンジダです。

しつこいカンジダ体験談

1.生理前に必ずカンジダになります。1週間に1回の通院で治したり、毎日の通院を1週間続けたりしてますが、ぶり返してしまいます。

2.妊娠前にカンジダになり、妊娠してからもまだ治りません。膣錠は10回以上利用してます。膣錠を入れてもすぐに再発します。

〈体験談まとめ〉
繰り返すカンジダの体験談を調べていくと、女性の体験談が多く発見できます。男性の体験談もありますが、女性の方が再発率が高いのが分かります。薬を使って一度は治っても毎月ぶり返す、何年も悩んでるという人もるため、カンジダは一度できてしまうとしつこい菌です。

カンジダが再発する確率

カンジダの再発率などの統計は、多くの製薬会社が統計を出しています。再発率は統計で多少の違いがありますが、以下の通りです。

A社の統計　54%
B社の統計　52%
C社の統計　38%（1年以内に再発した確率）
D社の統計　53%

4つの製薬会社の統計を比べると、50%以上の確率でカンジダは再発しているのが分かります。つまり、カンジダになったら2分の1の確率で次回も再発するのです。また、3回目、4回目と再発する確率は10%〜20%と低くはなりますが、多くの女性がカンジダを発症してるという事から繰り返すしつこいカンジダは珍しくないのが分かります。

しつこい原因1.膣に住むから

女性のカンジダがしつこい理由は、カンジダは膣に生息するからです。普段の健康な状態ならば膣のカンジダは他の菌と共存して生きています。と言うのも、カンジダ菌は日和見菌であり、健康で善玉菌が優位の状態ならば大人しくしています。しかし、体調不良などで悪玉菌が増えると日和見菌は強い勢力に加担するため、繁殖して勢力を伸ばします。その結果、カンジダ膣炎が発症するのです。

つまり、膣にカンジダが生息できるから膣カンジダになるポテンシャルが高いのです。そして、ポテンシャルがあるからカンジダの症状が治ったとしてもまた再発するのです。

しつこい原因2.繁殖しやすいから

カンジダは体の不調によって繁殖します。体の不調とは風邪を引いたなどの明らかに体調が悪いというだけではありません。ストレスや疲労など体調を崩す前触れでも繁殖します。また、風邪を引いたから抗生物質を服用すると、膣の善玉菌まで殺菌されてしまいます。するとカンジダと勢力争いしていた菌がいなくなるたむ、カンジダは繁殖しやすくなります。

また、カンジダは治ったとしても数を抑えるだけで残っています。カンジダは根を張りやすいと言われていて、2週間が再生期間だと言う人もいます。カンジダが治っても根が残り、その根が2週間で再生し、また数を増やすと繰り返すため、カンジダはしつこいのです。そのため、カンジダは治ったとしてもまだ潜んでいて、症状が治ったあともしばらくは油断できません。根まで除去するためには、症状がない状態でも対処するのが大切です。
カンジダがしつこいのは、女性の膣に存在しやすいからです。カンジダになるポテンシャルはあるため、体調管理やケアなどの徹底的な対処が必要です。