カンジダは男性も女性も発症する病気ですが、どんな症状が現れたらカンジダだと言えるのか体験談や症状を見ていきましょう。
男性の症状
男性のカンジダの場合、男性カンジダ性亀頭包皮炎という名前で呼ばれています。そして、ペニスの先端の亀頭や包皮に症状が現れます。
症状はかゆみ、痛み、赤み、炎症、水ぶくれや包皮のめくれなどです。また、包皮が赤ぎれのように縦に切れる場合もあります。横に赤ぎれが発生する場合もありますが、多くは縦です。さらに白いカスが包皮に付くなどもあります。
カンジダの症状は進行していきます。最初はかゆみだったのに痛みに変わる事もあれば、水ぶくれが悪化して包皮がめくれる場合もあります。また、ペニスが炎症から乾いてしまうなどもあり、どの症状がどのタイミングで出るかは個人差があります。
カンジダの男性体験談
1.セックスの後にヒリヒリする違和感が出るようになりました。段々と酷くなっていき、セックスすると少しだけ血が滲むようになってきました。そして、亀頭が乾燥するようになり、恥垢(白いカス)が段々と溜まるようになってきて、カンジダだとやっと気が付きました。
2.女性と性行為をして、2日ほど経った時にものすごくかゆくなりました。病院に行ったらカンジダだと診断され、1週間ぐらい治療期間がかかりました。
〈まとめ〉
2つの体験談から、男性のカンジダはかゆみやヒリヒリ感で気が付くのが分かりますよね。ペニスに違和感があり、症状が継続的に続くようならカンジダの可能性は高いです。
女性の症状
女性の膣カンジダも男性と同じようにかゆみや痛みが現れます。また、浮腫みや膣が熱を帯びたような違和感も感じます。さらに女性特有のおりものが変化し、カッテージチーズや酒粕のようにボロボロとしたおりものになりますし、おりものが臭くなるなどもあります。
症状は膣に現れる場合もあれば、膣の周辺にある外陰部に現れる場合もあります。また、膣が炎症を起こしてるので性行為時に痛みを感じる場合もあります。
女性も男性と同じく、かゆみから痛みになる場合もあり、症状は進行します。悪化し過ぎて歩けなくなった、仕事にも行けなかったという人もいるため、なるべく早めに治しましょう。
カンジダの女性体験談
1.今までに4回ぐらいカンジダが発症しています。仕事で疲れてるなと感じる時に発症しやすいです。かゆみがないカンジダの時もありますし、かゆくてしょうがない時もあります。
2.仕事やパートナーが変わって生活の変化があり、カンジダが発症しました。おりものがヨーグルトのようになり、臭いもしました。
3.妊娠中にカンジダになりました。最初は下着が擦れてるからかゆいのかなと思いましたが、次第に痛みも出てきました。妊婦検診時にカンジダだと言われ、薬をもらいました。
〈まとめ〉
女性はおりものの変化がカンジダと気付くチャンスです。おりものがいつもと違うなと感じたり、かゆみがあればカンジダかもしれません。体験談では生活の変化やストレスでカンジダが現れるとの事なので、生活の変化やストレスを感じてる時は特におりものに注意したいですね。
カンジダの症状だけで、これは絶対にカンジダだとは言い切れません。もし薬を使用するなら、カンジダかどうか医師に診察してもらうのが一番良い方法です。カンジダに似た症状の病気は他にもあるため、決め付けて薬を使っても症状が回復しない場合もあります。