男性がカンジダの症状を訴えて病院へ行くと、ほぼ確実に軟膏やクリームといった外用薬が処方されます。
いわゆる塗り薬ですね。
塗り薬は症状の出ているところに塗る、というのが一般的ですが、男性カンジダの場合は症状のあるところだけでは不十分なのだとか。
男性のカンジダを確実に治すためにも、正しい塗り方で行わなくてはなりません。
ここでは、男性がカンジダになったときの、薬の塗り方について見ていきましょう。
薬は症状のある部分よりも広く塗る
まずポイントとして、薬は症状のあるところだけでなく、症状の出ている部位よりも一回り広く塗りましょう。
これはなぜかというと、カンジダを引き起こしているカンジダ菌は、意外と広範囲に潜んでいるため。
元々カンジダ菌は健康な人でも保有している常在菌であるため、体内の至るところに住み着いている可能性がある、と覚えておきましょう。
それがたまたま男性器に付着し、男性器で繁殖してしまっただけなのです。
そのため、症状の出ているところ以外にもカンジダ菌がいることを想定し、広い範囲に塗っておこう!というわけですね。
今ある症状が良くなっても、別のところにいて難を逃れたカンジダ菌が再び繁殖してしまったら、意味がありません。
確実にカンジダ菌を殺菌するため、薬は若干広めに塗るようにしてください。
カンジダの薬を塗るタイミング
病院で処方された薬の場合、1日に薬を塗る回数や塗るタイミングなどについて、医師、もしくは薬剤師から説明があるはずです。
その通りに薬を塗っていきましょう。
処方薬の場合は、1日1回塗れば良いものが多いです。
何度も塗るのは大変ですから、一度ですむのはいいですね。
タイミングについてですが、おすすめは「お風呂から出て乾かしたあと」。
お風呂で男性器を清潔に洗い、きちんと乾かしたら薬を塗るというパターンがおすすめです。
汚れた状態で薬を塗っても効果は半減してしまいますし、薬を塗ったあとにお風呂に入ったら、せっかくの薬の成分まで洗い流してしまいますよね?
カンジダの薬はできることなら24時間塗布されている状態を保つことがいいので、お風呂から出たら薬を塗る習慣をつけてみてください。
ただし、しっかりと乾かしてから塗らないといけません。
カンジダ菌は湿っているところを好むので、水分が残っているとカンジダ菌が繁殖しやすくなってしまいます。
薬が膜(蓋)となって水分が出ていけなくなってしまうため、確実に乾燥させてから薬を塗ってくださいね。
薬はいつまで塗る?
医師から説明があった場合は医師の指示に従えばいいのですが、男性カンジダの薬は「症状がなくなったら終了」ではありません。
カンジダはとてもしつこい病気なので、薬を塗るのをやめた途端に、再び繁殖してしまうこともあります。
そのため、症状がなくなっても1ヶ月くらいは塗り続けなくてはならないのです。
再繁殖を防ぐためとはいえ、なんとなく症状もないのに薬を塗り続けることに抵抗がある人もいるでしょう。
そんな人は、ファンガクリームを使ってみてください。
ファンガクリームはティーツリーオイルという天然の殺菌成分によってカンジダを殺菌するもので、薬剤は一切配合していません。
そのため副作用もありませんし、長期的に使っても安心ですよね。
ファンガクリームも若干広範囲に塗ることが推奨されていますが、薬ではない分安心して塗ることができると思います。
まとめ
男のカンジダ、薬の塗り方についてお話ししました。
カンジダはしつこい病気であることから、症状のある部分よりも広範囲に塗ること、そして症状がなくなっても塗り続けることが必要だということが分かりました。
カンジダを確実に治すためにも、塗り方はきちんと守っていきましょう。
薬を使いたくない人は、ファンガクリームを使ったカンジダ対策をしてみてくださいね。