カンジダに悩む女性は多いと言います。しかし、膣カンジダはデリケートゾーンの悩みですし、性行為で感染したと思われやすい病気なたねでカンジダに感染してるとは言いづらいですよね。(カンジダは性行為なしでも発症します。)そこで、カンジダに悩む女性は一体何人ぐらいいるのか、割合を調べて行きたいと思います。
カンジダに悩む女性の割合
カンジダに悩む女性は、5人に1人はいると言われています。2017年9月の統計によると、日本女性の人口は6525万人います。5人に1人がカンジダに悩んでいるとしたら、1305万人がカンジダに悩んでいる事になります。東京都の人口が約1300万人なので、カンジダが発症する女性は東京都の人口ぐらいいる計算になります。人口と比べてみると、多くの女性がカンジダを経験してるんだなと分かりますよね。それだけメジャーな病気なカンジダは感染力が高い、繁殖力が高いなど恐ろしい病気に思えますが、きちんと対策を取れば膣カンジダの痛みやかゆみはケアできて症状が回復しやすい病気です。
カンジダで治療が必要な人の割合
ここまで膣カンジダがメジャーな病気なのは、カンジダ菌は体内に存在する常在菌だからです。常に病気の種を持っているからこそ膣カンジダはいつ発症してもおかしくありません。また、逆に言えば膣カンジダが発症してない、菌と上手く共存できているならば、膣カンジダの治療は必要ないのです。
あるドクターの統計によると、膣カンジダで治療が必要な人は妊婦じゃない人は35%、妊婦だと15〜30%いるそうです。と言う事は、女性全体の7〜8割はカンジダ菌と上手く共存できてるって言う事ですよね。カンジダ菌が繁殖しないように、上手く共存できてる人は大多数なので膣カンジダが繁殖しないようにするための対策は難しくないのです。
膣カンジダになる原因の割合は?
膣カンジダが発症するのは、大きく分けて他人からの感染と自分が持つカンジダ菌が繁殖する2つが原因です。
他人から感染というのは、主に性行為です。カンジダは性行為で伝染る、性病だと考える人が多いのですが、性行為でカンジダが感染するのはカンジダが発症する原因の5%しかありません。残りの95%は、自分が原因でカンジダが繁殖し、膣カンジダが発症する事です。
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ただし、「性行為でカンジダが感染しないなら、膣カンジダ中に性行為をしても大丈夫じゃん!」って事ではありません。膣カンジダ中に性行為をすると、相手の免疫力が落ちてる場合は相手にカンジダを感染させてしまいます。また、タオルの共有でも感染する可能性があるため、家族にカンジダを感染させないためには、カンジダ発症中は自分専用のタオルを使いましょう。
カンジダ菌対策は?
上手くカンジダ菌と共存する、カンジダ対策は難しくないと書いてきましたが、どうやってカンジダ菌と上手く付き合っていくのか、それは規則正しい生活とバランスが取れた食事、通気性が良い下着の利用などです。
カンジダは免疫力が下がると感染しやすくなるため、普段から風邪を引かないように、ストレスに負けないように規則正しい生活や食事を心がけましょう。
また、タイトな下着だとデリケートゾーンが蒸れやすくなり、ジメジメした場所を好むカンジダは発症しやすくなります。通気性が良い下着を着用し、蒸れないようにしましょう。
さらに、膣カンジダが発症してもすぐに症状が良くなるように、初期の段階で膣カンジダを食い止めるのも大事です。