カンジダは性病という認識が強く、性行為をしなければカンジダは関係ないと思っていませんか?その認識は間違いで、カンジダは性行為以外でもうつります。
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性行為でカンジダがうつる確率
カンジダは性行為でもうつりますが、確率は5%〜10%と低いです。そのため、残りの90%以上のカンジダは性行為以外で発症します。
しかし、性行為でうつる確率がない訳ではありません。また、体験談ではカンジダをパートナーからうつされた、風俗でうつされたなどの経験があります。そのため、全く性行為でうつらない訳ではないのですが、確率としてはあるので注意が必要です。
それでは、性行為でうつらなければどんな方法でカンジダが発症するのか原因を見ていきましょう。
性行為以外の原因1.免疫力の低下
カンジダが発症する原因の大きな1つとして免疫力の低下があります。免疫力とは、体が菌と戦う力です。免疫力が下がる原因として、ストレスがあります。ある研究によると、大学生の唾液を調べていくと試験があった月にストレスを感じさせる物質が分泌したという結果があります。口コミでは、疲れたなぁと感じる頃にカンジダになってしまうという人が複数いるため、疲れは免疫力の大敵です。
また、免疫力を上げようと運動し過ぎるのは逆に免疫力を下げてしまいます。研究では、運動部の大学生より一般的な学生の方が免疫力が強いというのが分かっています。
他にも、睡眠時間が短いと風邪を引きやすいなども研究で分かっています。
性行為以外の原因2.不衛生さ
カンジダ菌はカビの仲間なので、温かくてジメジメした密封された空間を好みます。お風呂に入った後の湯気がこもる浴室をイメージすると分かりやすいのですが、湿った空間を放置すると浴室にカビが生えますよね。それと同じで、汗や暑さで陰部が蒸れてしまうとカンジダが繁殖しやすくなります。
また、不衛生だからと言って陰部を洗い過ぎると女性は膣の自浄作用が弱くなり、繁殖するカンジダを抑えきれなくなります。陰部を洗わないのは不衛生ですが、陰部を洗い過ぎるのも問題です。適度に洗うのを心がけ、薬用石鹸などを使って殺菌するのもお勧めです。
性行為以外の原因3.抗生物質
意外な事ですが、病気を治すための抗生物質もカンジダが発症する原因です。抗生物質は病気の原因となる菌を殺すための薬ですが、体に良い善玉菌まで攻撃してしまいます。善玉菌は抗生物質で弱くなっても、カンジダ菌は真菌で抗生物質は減りません。善玉菌が減ると体内でカンジダ菌が活躍するスペースが増えるため、カンジダ菌は繁殖しやすいのです。
抗生物質を服用する時は、風邪薬、歯の治療などです。抗生物質の飲み薬もありますし、点滴、点眼薬、塗り薬もあります。体調を崩して薬を使った事があるな..と最近の記憶を思い出してみて、心当たりがあるか考えましょう。
カンジダは性行為でもうつりますが、性行為よりも他に原因がある可能性は高いです。性行為がきっかけだったとしても、行為前に膣を洗い過ぎたなどが本当の原因かもしれません。
そして、カンジダは再発しやすい特徴があります。再発原因も免疫力の低下などカンジダが発症する原因と同じなので、原因に覚えがあれば生活を改善していくと良いでしょう。
カンジダは性行為なく発症するため、性行為がないからと言って安心するのはダメです。また、性行為によって相手を感染させてしまう可能性もあるため、カンジダが発症してる時は性行為を避けましょう。