膣カンジダはカンジダ菌が原因なので、カンジダ菌の働きや繁殖を抑えるための対策が膣カンジダ対策になります。そのためには、普段から口にする食べ物を意識してみましょう。
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野菜や海藻類
便秘になると便が体内に留まり、排出されるはずだったカンジダ菌が体内で繁殖しやすい環境を作ってしまうことがあります。そのため、食物繊維で便通を整えることが膣カンジダに良い影響を与えるかもしれません。
食物繊維が豊富なのは、野菜や海藻類です。野菜は大根やモロヘイヤ、ごぼうなどに食物繊維が多いのですが、野菜は全体的に食物繊維が多く含まれるのでなるべく好き嫌いせずに食べておきたい食べ物です。
海藻類はわかめ、あおさ、のり、もずくなどです。味噌汁に入れて食べたり、調理しなくても食べられるものもあるので家にストックしておくと良いでしょう。
玄米やキヌア
きちんと精米された白米は糖質でカンジダ菌のエサになりやすいとされていますが、精米されていない玄米は栄養が豊富でカンジダ菌に対して良い影響を与える可能性があります。
また、キヌアやアマランサスなどのスーパーフードも栄養満点で腸内環境を整える助けになるかもしれません。
ただし、同じ主食でもパスタやうどん、パンはグルテンを多く含むため腸内環境に影響を及ぼす可能性があります。白いもの（白米やうどんなど）よりも色が付いているもの（玄米など）を主食に選ぶと覚えると主食選びが簡単になるでしょう。
イカやタコ、漬物など
解毒を司る肝機能の働きをサポートすることも、カンジダ菌の働きを抑えるための対策になるかもしれません。イカやタコ、牡蠣、ホタテなどの海産物は、タウリンを多く含んでいて肝臓の健康維持に役立つとされています。
また、キムチや梅干し、リンゴ酢などの漬けてあるものにも肝機能をサポートする可能性があり、毎日の食卓に取り入れると良いでしょう。これらも調理なしで食卓に並べられるため、冷蔵庫にストックを作っておくと便利です。
ハーブやスパイス系
ハーブやスパイス系の食品は、抗真菌作用があるものがあると一部で言われています。例えば、にんにく、しょうが、わさび、クローブオイル、オレガノオイル、ローズマリー、バジル、レモングラスなどです。食べてみて苦い葉っぱ、良い香りがするもの、調味料などがハーブやスパイス系にあたります。カンジダはカビの一種で、真菌の仲間です。料理を作る時に機会があればハーブを利用したり、スパイスで味付けしてみるのも良いかもしれません。
豆やイモなど
豆類やイモはすい臓の働きをサポートすると言われています。カンジダ菌が繁殖しやすくなるのは、すい臓の働きが弱っている時とも考えられているため、すい臓の健康維持が菌の繁殖を抑える助けになるかもしれません。
すい臓の働きを助ける食品として、豆類やかぼちゃ、イモなどがありますが、これらにはグルテンを含むものもあります。グルテンはカンジダ菌の繁殖に影響を与える可能性があるため、食べ過ぎには注意が必要です。
また、麦茶はすい臓を助ける働きがあるとされ、グルテンを含まないため、取り入れやすい飲み物の一つです。
以上がカンジダ菌に影響を与えるかもしれない食品の例です。カンジダ菌は体の免疫力が下がると繁殖しやすくなるため、免疫力を維持するためには好き嫌いせずにバランスよく食べることが大切と考えられています。
また、なかなか料理を作る時間が取れない、文章に書いてある食品を摂るのが難しい場合は、サプリメントの利用を検討する方もいます。例えば、ドクターズチョイスのカンジダクリアスーパーやフェミプロバイオといったサプリメントには、ハーブをはじめカンジダ対策に関連するとされる成分が含まれているものもあります。フェミプロバイオにはデーデル桿菌というカンジダに関係するとされる菌が含まれているため、栄養補給の一助になるかもしれません。
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