
カンジダらしき症状が現れたら薬を使って対処していくのが一般的ですが、薬にはメリットばかりではありません。なぜメリットばかりではないのか、薬を使ってもカンジダ症に悩む人の体験談と共に解説します。
カンジダ症と薬で悩む体験談
1.気が付けば恥垢だと思っていたカスが大量発生し、病院で受診したら薬をもらいました。しかし、一向に症状が改善する様子はありません。病院で誤診され、カンジダだと分からなかったからかもしれません。
2.カンジダっぽい症状が出ていて、薬を使ったら症状が和らいだように感じました。しかし、油断したらまた再発してしまいました。
3.カンジダだと調べたら分かり、薬で症状が落ち着いたように感じました。しかし、最後まで完全には解消しませんでした。この薬では十分に対処できなかったのかもしれません。
悩む理由
前章での体験談では、カンジダ症に薬を使っても症状が改善しない、最後まで解消しない、再発するという3つの悩みがあるのが分かります。実は、こういった薬を使ったけれども症状が残るというカンジダ症の悩みは男性でよく見られます。中にはカンジダが悪化したと感じる声もあるのです。また、カンジダにはどの薬を使用すればよいか悩む人もいます。
カンジダ症で薬を使っても悩みが消えにくいのは、カンジダ症が他の病気の症状と似ているためです。似ているので医師も判断しづらいですし、素人も間違えやすいです。カンジダ症は細菌が原因の症状と似ているため、区別が付きにくいことがあります。しかも薬は間違えると効果が期待できないこともあり、カンジダ症が悪化する可能性も指摘されています。
症状が似ているため区別が難しく、区別が付かないため薬の利用に慎重にならざるを得ないのがデメリットです。
ファンガクリームという選択
カンジダ症かそれとも細菌なのかという悩みに対応する一つの方法として、ファンガクリームがあります。ファンガクリームはティーツリーオイルを配合しており、一部では細菌やカンジダに対して作用するとされています。薬のデメリットはカンジダに作用するものだと細菌には効果が期待できないなど目的が限定的ですが、ファンガクリームは目的が限定的ではないとされています。実際に、ファンガクリームを利用した人はオムツかぶれ、いんきんたむし、カンジダ膣炎など様々な症状に用いているケースがあります。
薬のデメリットを補う可能性があるのがファンガクリームであり、薬ではなくクリームでカンジダ症に対処するという選択肢も考えられます。ちなみに、ファンガクリームはただのクリームではなく、臨床試験に基づいて成分を配合しているとされています。つまり、クリームだからといっても薬に劣らない可能性があるのです。
【広告】ドクターズチョイス ファンガクリーム 【亀頭包皮炎用】
薬やクリームに頼りっぱなしにしない
薬はカンジダ症の対策に一般的に利用されますし、クリームは薬にはないデメリットを補うことが期待されます。カンジダは自然に治るものではないとされるため、薬やクリームを塗ることが重要と考えられています。
しかし、薬やクリームに頼りっぱなしにするのは望ましくありません。体験談からも分かるように、カンジダ症は再発することがあります。そのため、薬やクリームに頼りっぱなしにするのではなく、カンジダが生きにくい体を作っていくことが大切とされています。
カンジダが生きにくい体とは、清潔な男性器のことです。男性器は包茎だと恥垢と呼ばれるカスが溜まりやすいです。カスがあると不衛生になりやすいため、男性器を洗った時にきちんと取り除くことが推奨されます。
また、カンジダは免疫力が弱いと繁殖しやすいとされるため、ストレスや疲れに強い体を作ることも大切です。薬やクリームを使いながら、カンジダが住みにくい体や男性器の環境作りにも努めることが望ましいのです。
【広告】ドクターズチョイス 真菌・細菌用 最強セット