
男でカンジダが発症した場合、検査が必要と聞いた事はあるかと思います。なぜ検査が必要なのか、どうやって検査をするのかなど、カンジダと検査について知っていきましょう。知っておけば、症状が悪化する可能性を少なくできるかもしれません。
検査しないとカンジダだと確証できない
男のカンジダで検査が必要な理由は、カンジダの症状が分かりにくいからです。亀頭包皮炎は、カンジダが原因と細菌が原因の2パターンあります。カンジダだと白いカスが付くなどの特徴もありますが、かゆみや痛みなどどちらが原因でも同じ症状は現れます。また、カンジダだけが原因ではなく細菌も同時に感染している場合もあるのです。
つまり、カンジダかなと思ってもカンジダではない場合があり、カンジダ用の薬を塗っても症状が改善しないことがあります。だからカンジダだという検査が必要とされています。
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カンジダではない薬を塗った体験談
ある体験談では、カンジダなのに細菌用の薬を塗ってしまったという話があります。
〈体験談〉
男性器に違和感があり、インターネットで色々と調べたらカンジダかなと思いました。
しかし、病院に行ったら細菌だという事で薬をもらいました。その薬を塗っても症状はあまり改善しなかったため、違う病院を受診しました。そこで検査したのですが、カンジダが検出されないので細菌用の薬をまたもらいました。そしてまた薬を塗っていましたが、なかなか症状が良くならず悪化していくようでした。
そのため、また違う病院を受診してやっとカンジダだと診断されました。その時は違和感を感じてから1ヶ月ぐらい経っていて、症状は悪化しているようでした。そのため、薬を塗ってから症状が落ち着くまでに2〜3ヶ月かかったそうです。
〈解説〉
この体験談では、医師にカンジダだと思うと伝えたにもかかわらずカンジダと診断されませんでした。
細菌に対して使われる抗生物質は、カンジダと競合していた細菌を殺すため、カンジダが繁殖しやすい環境を作ってしまうことがあります。薬の選択が適切でない場合はカンジダが悪化する可能性があるため、体験談では症状が悪化したと考えられます。
検査の仕方
カンジダ菌が原因で亀頭包皮炎が発症しているかどうかは、尿検査で確認できる場合があります。または、綿棒で患部を少し擦って菌を培養し、カンジダがいるかどうかを調べます。
昔は尿道を開いて綿棒を入れ、性病の菌がいるか調べていたそうですが、現在は痛みなく検査できる方法もあります。
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検査しない場合は
体験談では、病院で医師が検査しなかったという話を聞きます。なぜ検査しないのかは分かりませんが、医師がそう判断する場合は何か理由があるのかもしれません。もしかしたら、細菌性に近いと判断して検査を行わなかったのかもしれません。
また、細菌性の可能性が高いと判断し、とりあえず薬を処方し、効果が見られなければ再診を促す考えかもしれません。
いずれにせよ、検査しない場合は相談できるようなら医師に検査しない理由を尋ねてみるとよいでしょう。また、検査をせずに処方された薬で男性器の症状が改善するかどうかを確認しながら使用していくのが望ましいです。
市販薬を利用する場合も同様に、症状の変化を注意深く観察しながら使用しましょう。薬が適していれば、1週間程度で症状が落ち着くこともあります。
カンジダの検査の重要性は理解いただけたかと思います。カンジダかどうかを確認しないと症状が改善しないばかりか悪化する場合もあります。また、検査は簡単で痛みを伴わないことが多いです。検査を受けずに症状を観察しながら薬を使用していくことも一つの方法とされています。