
亀頭包皮炎の治療で最も適しているのは、治療機関で症状を診てもらうことだと考えられます。亀頭包皮炎は泌尿器科や性病科で受診できますが、泌尿器科や性病科とはどのようなところなのか、また亀頭包皮炎で救急外来を利用してもよいのかなど、亀頭包皮炎の治療機関について見ていきましょう。
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泌尿器科とは
泌尿器科で検索すると、泌尿器科学という言葉がヒットします。泌尿器科学とは尿路、生殖器、腎臓、膀胱、陰茎、前立腺などを主に扱う学問です。同じような研究分野に腎臓学があり、内科学の一分野となっています。そのため、亀頭包皮炎が受診できる泌尿器科には内科があるクリニックもあります。
泌尿器科学から分かるように、泌尿器科で相談できる内容は亀頭包皮炎の男性器だけに限りません。腎細胞癌のような腎臓に関することも受診できますし、膀胱炎、勃起不全、性病なども泌尿器科の分野です。
つまり、泌尿器科は亀頭包皮炎に悩む人だけが来るわけではなく、亀頭包皮炎は数ある受診内容の一つに過ぎません。
性病科とは
性病科とは、その名の通り性病について受診できる場所です。性病は男性も女性も関係する病気なので、婦人科や泌尿器科の中に含まれている場合もあります。また、皮膚科や外科にも性病科が含まれていることがあります。
男性の場合、メンズクリニックなど性病科と大きく表示していない場合もありますし、男女共に受診できるけれども待合室が別々になっている場合もあります。
なお、性病科は泌尿器科や皮膚科に比べると数が少ないです。また、泌尿器科医であっても性病科としてウェブサイトに記載しているところもあります。そのため、性病科かどうかにこだわりすぎると遠出しなければならない可能性が高いため、性病科に限らず泌尿器科も一緒に探すことをおすすめします。
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救急外来は亀頭包皮炎で利用できる?
男性器が非常に痛い、我慢できない、夜も眠れないといった場合には、亀頭包皮炎でも救急外来の利用を検討してもよいかもしれません。しかし、救急外来は本来、今すぐに処置しないと生命に関わる、あるいは重大な後遺症のリスクがあるなどの緊急性が高い場合に利用するものです。そのため、亀頭包皮炎で救急外来を受診してよいかどうかは一概には言えません。
また、救急外来にはウイルス感染の恐れがある患者も来院するため、何らかの病気に感染してしまうリスクも考慮する必要があります。
亀頭包皮炎は徐々にかゆみや痛みが現れることが多く、いきなり激痛になることはあまりないとされています。したがって、救急外来にかかる前に症状が悪化しないうちに昼間の受診を検討したほうがよいでしょう。救急外来にかかるか迷った場合は、まず外来先に電話で受診してよいか相談することをおすすめします。
救急外来で亀頭包皮炎を受診した体験談
ある体験談によると、子供が男性器の痛みで救急外来を利用したそうです。その子はお尻の痛みを訴え、よく見ると男性器が赤く腫れていたとのことです。さらに発熱もあり、排尿時の痛みもあったそうです。
救急で病院を受診したところ、細菌性亀頭包皮炎と診断され、薬を処方されたそうです。子供は恐らく2歳ほどで、まだ小児科を受診する年齢です。この場合、子供で重篤化するリスクや発熱があったため、救急外来を利用したのだと考えられます。
もし亀頭包皮炎で発熱がある、小さな子供が症状を訴えているなどの場合は、救急外来を利用することも一つの選択肢かもしれません。
このように、亀頭包皮炎の治療機関は泌尿器科や性病科などが中心です。救急外来を利用する場合は、まず電話で受診の可否を確認するとよいでしょう。
また、症状に応じて適切なケアを検討する際にはこちらも参考になるかもしれません。