
膣カンジダは、カンジタ菌が膣内で異常なほどに増えてしまい、かゆみなどの不快症状を引き起こす病気です。
主にデリケートゾーンに症状が出るのが特徴ですが、女性の場合は膣にカンジタ菌が増えて症状をもたらすことから、「膣カンジダ」もしくは「カンジタ性腟炎」などと呼ばれています。
カンジタ菌による病気は女性だけがなるわけではありません。
しかし、カンジタ菌による病気にかかるのは、圧倒的に女性が多いです。
それはなぜなのでしょうか。
女性が膣カンジダになりやすい理由について、紹介します。
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膣の構造がカンジタ菌の増殖に良い
女性が膣カンジダになりやすい理由として最初に挙げられるのは、膣の構造がカンジタ菌の増殖に最適だということ。
膣は男性器と違って、体の内側にあります。
試しに膣に指を入れてみると、温かく感じるでしょう?
この温かさと適度な湿気が、カンジタ菌の増殖に適していると考えられています。
カンジタ菌は真菌の一種で、カビの仲間。
湿度の高い梅雨の時期に、カビが発生して困ったなんて経験をしたこともあるのではないでしょうか。
梅雨の時期にカビが発生しやすいのは、湿度が高くてカビが繁殖しやすいため。
膣も温かくて湿っているので、カビの仲間であるカンジタ菌が増殖しやすい、ということなのです。
こればかりは、性器の形状によるものなので仕方がありません。
過度なダイエットも膣カンジダを招く
性器の形状に加え、女性が膣カンジダになりやすい理由として「過度なダイエット」も挙げられます。
女性なら、一度はダイエットをしたことがあると思います。
男性はダイエットをするときに運動をメインにする人が多いのですが、女性は食事、それも「食べない」ダイエットをする人が多いそうです。
食べないダイエットは、確かにすぐに体重を落とすことができるので魅力的かもしれませんが、体力や免疫も落ちてしまう可能性があります。
過度なダイエットは我慢も必須なので、少なからずストレスも溜まることでしょう。
ダイエットやストレスで免疫が低下することで、膣の自浄作用がうまく働かずにカンジタ菌を増殖させやすくなることが考えられます。
ダイエットは女性にとって永遠の課題かもしれませんが、食べないのではなく健康的なダイエットを心がけたいものですね。
膣カンジダ対策にはサプリも一つの方法
女性は膣の構造上、どうしても膣カンジダになりやすいです。
ダイエットなどは改めることができますが、膣の形状を変えることはできません。
風邪を引いたときなどに膣カンジダを発症しにくくするための対策として、乳酸菌サプリを利用する方もいます。
乳酸菌サプリはデリケートゾーンを健康に保つために欠かせない「デーデルライン桿菌」を補うことが期待されており、膣の自浄作用をサポートすると考えられています。
デーデルライン桿菌は元々膣に存在する常在菌なのですが、ストレスや疲労、抗生物質などの些細なことで減少してしまうことがあります。
膣内でカンジタ菌が増殖しにくい環境を整えるために、デーデルライン桿菌を補うことが一つの方法として注目されています。
乳酸菌サプリは手軽に摂取できるため、膣カンジダになりにくい体づくりの一助になるかもしれません。
まとめ
女性が膣カンジダになりやすい理由について、紹介しました。
女性は膣の構造上、どうしても膣カンジダになりやすいといえます。
体調管理をしっかりとして免疫を低下させないようにすることはもちろんですが、乳酸菌サプリなどを活用して膣カンジダになりにくい環境を整えることも一つの方法といえそうです。
膣カンジダは繰り返しやすい、とても厄介な病気ですから、日頃から対策を怠らないようにしていきましょう。
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