亀頭包皮炎の薬としと名前が上がるのがリドメックスです。リドメックスとは何か?副作用は?使ってはいけない人はいる?などリドメックスについてあれこれ見ていきましょう。
リドメックスとは
リドメックスは病院で処方される薬です。アトピーの薬としても利用されます。湿疹や皮膚炎、じんましん、虫さされ、乾癬などに利用される薬であり、かゆい時に処方されます。リドメックスにはステロイドが配合されてるため、かゆみを抑える事ができるのです。よって、リドメックスは亀頭包皮炎でかゆみがある時に利用する薬なのです。
リドメックスは処方薬ですが、市販薬でもリドメックスと同じ成分の薬を利用できます。リドメックスの主成分であるプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルを配合する薬で、処方薬よりも濃度は低いとの情報があります。
リドメックスはカンジダには効かない?
質問投稿サイトを見ると、リドメックスに対する質問や回答がいくつかあります。
1.亀頭包皮炎になり、病院でリドメックスをもらいましたが、効果がありません。白いカスもでます。
2. カリ首が赤く炎症を起こしています。リドメックスを使っても効果はなく、むしろ悪化してる気がします。カスもたくさん出ています。
質問投稿サイトを見てみると、リドメックスを使っても治らない、悪化したという人もいます。これは恐らく、白いカスが出てる事からカンジダ性亀頭包皮炎なのにリドメックスを利用したからではないかと思います。リドメックスは抗生物質なので、菌が殺されてカンジダ菌が勢力を伸ばしやすくしてしまうのです。
病院でも亀頭包皮炎が細菌のせいか、カンジダのせいか判断しづらい事があるため、かゆみからリドメックスを処方され、結果的にカンジダが悪化する可能性があります。
リドメックスの副作用、使ってはいけない人
リドメックスは薬なので、もちろん副作用があります。
リドメックスを目に対して利用すると、緑内障や白内障などになってしまう可能性があります。また、皮膚に使用するとカンジダや白癬などの真菌による症状が現れる事もあります。質問投稿サイトでカンジダ性亀頭包皮炎が悪化したのは、副作用からだったと分かりますよね。
さらに長期使用で色素脱色などの様々な症状が現れるため、リドメックスを利用する時は短期的に利用した方が良いと分かります。
そして、リドメックスは高齢者の広範囲で長期利用を避ける事と書いてあります。また、妊婦、授乳してる人も安全性は確率していないため、広範囲で長期的な利用をしないようにと書いてあります。使ってはいけない訳ではありませんが、広範囲や長期利用はお勧めできません。
結論:亀頭包皮炎にリドメックスは良いか
リドメックスは亀頭包皮炎で病院に受診すると処方される事もあり、その時は素直にリドメックスを利用しましょう。もし悪化するならば使用を中止し、医師にまた相談します。
しかし、市販薬ではリドメックスを選ばない方が良いです。細菌性亀頭包皮炎なのか、カンジダ性亀頭包皮炎なのか判断がつかないからです。むやみに利用するとカンジダが悪化するため、医師から処方された時のみ利用してみましょう。
リドメックスはかゆみ対策になる良い薬ですが、カンジダには向いてません。カンジダだと断定できない場合は、使用するのを辞めましょう。また、医師から処方された場合は、症状が悪化しないか目を見張るようにしましょう。