
男性器の先が痛いと感じた場合、考えられる原因はいくつかあります。どんな時に男性器の先が痛いのかは場合によって違いますが、考えられるのは尿道炎、亀頭包皮炎、ヘルペス、包茎です。
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尿道炎
排尿の時に痛いとなれば、疑われるのは尿道炎です。尿は男性器の先端から出ているため、そこが痛いのは雑菌が繁殖している可能性があります。雑菌は細菌性やカンジダ性、クラミジア、淋病などがあり、菌に合わせた対処法が必要とされています。また、男性器の摩擦で切り傷ができてしまい、尿が触れると滲みて痛いという場合もあります。
尿道炎の検査は、尿を紙コップに取って検査します。昔は尿道に綿棒を入れて検査していたため痛みを感じることもありましたが、現在の検査は痛みが少ない場合が多いので、早めに医師に相談することが望ましいです。病院は泌尿器科を受診してください。
また、尿道炎は性病が疑われることもあるため、パートナーにも性病の検査を受けてもらうことが推奨されます。
亀頭包皮炎
排尿にかかわらず、男性器の先がいつも痛い場合は亀頭包皮炎を発症している可能性があります。亀頭包皮炎は細菌やカンジダが包皮などに侵入し、繁殖して起こる炎症と考えられています。ヒリヒリした痛みの他にも、かゆみ、赤み、白いカスが先端に付くなどの症状が見られることがあります。亀頭包皮炎は悪化すると尿道炎を引き起こすこともあるため、自然に治るのが難しい場合もあります。
性交渉で感染する可能性もありますが、カンジダの場合は免疫力が低下してかかることもあります。完全に性病とは言えない亀頭包皮炎ですが、免疫力が低下すると感染しやすくなるため、相手の体調を考慮して性交渉を行うか判断することが望ましいです。
亀頭包皮炎の場合も泌尿器科への受診が必要となり、菌を培養してどの菌が原因かを調べることがあります。
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ヘルペス
ヘルペスの場合、包皮にニキビのような赤いブツブツが現れることがあります。カンジダのように体に潜伏し、免疫力が低下した時に発症しやすくなるウイルスです。逆に言えば、免疫力があれば感染してもヘルペスが発症しないことも多く、約60%の人はヘルペスウイルスを持ちながらも症状が出ないとされています。
ヘルペスは一時期減少傾向にありましたが、最近また増加傾向にあるため注意が必要です。症状がある時は性交渉を控え、症状がない場合でもコンドームを使用して感染予防を心がけましょう。ヘルペスは自然に治るのが難しい場合もあり、泌尿器科や性病科での対応が検討されます。
また、陰毛の根元に赤いブツブツがある場合は毛包炎の可能性があり、毛の根元に細菌が入り込んでいることがあります。毛包炎はニキビのようなもので、自然に治ることもありますが、ヘルペスか毛包炎か判断が難しい場合は医療機関を受診してください。
包茎
男性器の皮を剥くと先が痛いという場合は包茎が考えられます。包茎には仮性包茎、真性包茎などがあり、仮性包茎は日本人男性に最も多いタイプです。勃起すれば自然と剥ける包茎も仮性包茎に含まれますし、手で剥ける包茎や勃起してもほとんど皮を被った状態の包茎も仮性包茎です。痛みがなければ仮性包茎であっても必ずしも手術が必要とは限りませんが、痛みがある場合は医療機関での相談が望ましいです。
真性包茎は完全に亀頭が出てこない状態で、真性包茎の場合は陰茎癌のリスクが指摘されることもあり、不妊の原因となる可能性も指摘されています。そのため、医療機関での診察や対応が必要とされる場合があります。
包茎だと先端が皮の中に隠れてしまうため、尿の残りや分泌物、精液などで不衛生になりやすいのが問題です。不衛生な状態が続くとカンジダ性亀頭包皮炎になりやすく、亀頭包皮炎が尿道炎を引き起こす可能性もあるため注意が必要です。