
おりものが大量にパンツに付いていると、もしかして性病かもと心配になることもあるでしょう。しかし、おりものはホルモンバランスで変わるため、おりものがあるからといって必ずしも性病とは限りません。ただし、おりものがいつも多い、臭い、色が変などの場合は性病の可能性があり、カンジダ膣炎の疑いも考えられます。
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※カンジタはCandidaと書くため、正しくはカンジダです。ここではカンジダと書いていきます。
健康なおりものとは
健康な人のおりものは、透明に少し白が混じったような色をしています。乾くとのりのようになり、黄色っぽい色になります。臭いはほぼなく、少し酸っぱい臭いがする場合もありますが、目立つほどではありません。そして、おりものが出ていたとしても下着を替えずに一日過ごせるほどの量です。
また、生理前は血が混じって少し臭くなる場合もありますし、量が増えることもあります。さらに排卵期には透明でとろりとしたおりもので、量は増える傾向があります。
生理によっておりものの量は変わりますが、一時的なもので変わったのが目立つほどではありません。ずっと臭いが続く、量が多くなってしばらく経つなどの場合は、性病の可能性も考えられます。
カンジダが発症したおりものとは
膣カンジダの代表的な症状には、かゆみ、痛み、炎症、浮腫み、白濁したおりものなどが挙げられます。通常よりもおりものが増えたり、透明感がない白いおりものになることがあります。また、サラサラしていないおりもので、カッテージチーズや酒粕のようなポロポロした形状になる場合もあります。
カンジダが発症しても臭いはほとんどありませんが、人によっては魚が腐った臭いや納豆臭いなどの臭いが目立つこともあります。
いつもよりおりものが多く、それが生理前や後と関係なく継続している、かゆみや痛みなどがある、違和感を感じる場合は、カンジダの可能性があるかもしれません。
カンジダ以外のおりものが発生する性病
おりものは健康のバロメーターであり、おりものの異常はカンジダだけに限りません。
膿のような黄色や鼻水のような緑っぽい色のおりものが発生した場合は、淋病の可能性があります。淋病は男性に多く、女性は感染しても80%の人が無症状とされていますが、症状が出ると排尿痛や不正出血、下腹部の痛みなどが現れることもあります。
細菌性膣炎も同様に、黄色や鼻水のような緑っぽい色になることがあります。
また、かゆみや悪臭のおりものはトリコモナス膣炎の可能性も考えられます。トリコモナス膣炎は原虫が原因で、おりものが黄緑っぽくなる、排尿痛などの症状がみられることがあります。
さらに、ピンクや褐色のおりものは不正出血が考えられ、不正出血はクラミジア感染症や子宮がんなどの可能性も否定できません。
膣を健康に:フェミプロバイオの活用について
カンジダであれ、どんな性病であっても膣が健康であれば症状の回復が早くなる場合があります。また、膣が健康な状態を保つことで、性病を未然に防げる可能性も指摘されています。
膣の健康を支えているのは、デーデルライン桿菌という乳酸菌の一種です。膣を酸性に保ち、細菌などの悪い菌が繁殖しにくい環境を維持する役割があります。しかし、デーデルライン桿菌は疲れやストレス、ダイエットなどで減少することがあります。また、風邪を引いた時などに使用する抗生物質もデーデルライン桿菌が減る原因の一つとされています。
ドクターズチョイスのフェミプロバイオには、デーデルライン桿菌の中でも特に重要とされるラムノーサス菌など4種類が配合されています。デーデルライン桿菌が膣の自浄作用を支え、カンジダ菌などの繁殖を抑えるのを助ける可能性があるとされています。