
「なんだか最近、恥垢が増えた気がする。」そんな気がしてきたら、それは亀頭包皮炎の始まりかもしれません。亀頭包皮炎は肌に炎症を起こしている状態なので、放置するのは避けたほうがよいでしょう。
亀頭包皮炎とは
亀頭包皮炎は亀頭や包皮など男性器の先端に発症します。痛み、かゆみ、赤みなどが主な症状で、酷くなるとみずぶくれや皮膚がめくれるなどの症状も出てくることがあります。
亀頭包皮炎はボディソープで男性器を洗い過ぎ、小さな傷ができて細菌が入り込むことなどが原因と考えられています。恥垢が増えると男性器をごしごし洗いたくなりますが、それが傷となって発症する可能性があります。
また、細菌ではなくカンジダ菌が原因のカンジダ性亀頭包皮炎は体の免疫力の低下や湿気などで繁殖するとされます。恥垢は不衛生になる原因で、パンツの中の湿気と不衛生さがカンジダ性亀頭包皮炎を発症している可能性も考えられます。
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恥垢が増えても洗い過ぎはダメ
恥垢ができると不潔さから男性器をゴシゴシと擦って洗いたくなりますが、すでに書いたように細菌は傷から侵入してくる場合があります。そのため、恥垢があるからと念入りに洗うのは控えたほうがよいでしょう。見えない傷が付く可能性があります。
また、ゴシゴシと洗い過ぎた時に洗い流さなくてもよい菌まで流してしまうと、菌の勢力バランスが崩れてしまうことがあります。それによりカンジダ菌が繁殖しやすい環境になることも考えられるため、ゴシゴシ洗いはたとえ恥垢が増えたとしても避けたほうがよいでしょう。
恥垢を落とすためには、亀頭を包皮から出して優しく洗う、洗い落とせなければ湿らせた綿棒で取り除くようにするとよいかもしれません。
ファンガソープEXで洗う
「恥垢が増えた!」「亀頭包皮炎かもしれない。」と思った時は、ボディソープを工夫することで恥垢対策になる可能性があります。ボディソープは体を洗うためのものですが、体を洗って殺菌が期待できるソープを選ぶ方法もあります。
ファンガソープEXは天然成分のティーツリーオイルを利用している製品です。ティーツリーオイルで男性器を清潔に保つことで、恥垢による不衛生さを軽減できるかもしれません。また、ティーツリーオイルはカンジダ菌に対して一定の効果があるとする報告もあります。ただし、効果には個人差があり、必ずしも症状が改善するとは限りません。細菌やカンジダ菌を洗い流すことで、亀頭包皮炎の予防や症状の緩和が期待される場合もあります。
ちなみに、ティーツリーオイルは男性器だけでなく、全身に使用可能な場合もあります。シャンプーとしての利用も一部で行われています。
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ファンガクリームでケアする
ファンガソープEXで殺菌を行い、細菌やカンジダ菌のケアができたと感じたら、次に男性器のケアを検討してみるのもよいでしょう。亀頭包皮炎の症状として炎症やかゆみ、痛みなどがあるため、ファンガクリームを使用することで症状の緩和に役立つ場合があります。
ファンガクリームにもファンガソープEXと同じくティーツリーオイルが配合されています。ティーツリーオイルが洗い流しきれなかった細菌やカンジダ菌の対策を補助するとされています。それにより、亀頭包皮炎の予防や清潔な状態の維持に寄与する可能性があります。ファンガソープEXもファンガクリームも恥垢を直接減らす作用はありませんが、恥垢による不衛生さを軽減し、亀頭包皮炎のリスクを抑える役割を果たすことが考えられます。
ファンガソープEXもファンガクリームも医薬品ではないため、長期間の使用が可能で、副作用のリスクは比較的低いとされています。
恥垢が増えたと感じる方は、普段からきちんと男性器を洗っているのに増えたと感じる場合、洗い過ぎを避けつつソープを変えてみたり、男性器のケアを取り入れてみることで恥垢対策につながるかもしれません。