性器からの分泌物の集まりである、恥垢。
恥垢はカラダからの要らないものの集まりであるため、必要なものではありません。
男性の場合は亀頭や包皮の間、女性は外陰部のヒダのところに恥垢が溜まりやすいです。
皮膚の表面は下着などと擦れて落ちてしまいますが、ヒダや皮膚が重なっているところは落ちにくいので、自分で意識して洗わなければなりません。
恥垢は、清潔にしていれば気になるほど付着することはありません。
しかし、つい洗うのを忘れてしまうなど、恥垢が残ったままになっていると大変なことになりかねません。
その「大変なこと」の1つが、恥垢結石。
恥垢結石という言葉はあまり聞いたことがありませんが、一体どういうものなのでしょうか。
ここでは、恥垢結石についてお話ししていきます。
恥垢結石とは恥垢のかたまりのこと
恥垢結石というのは、恥垢が長時間放置されたことにより、石のように固くなってしまった状態のこと。
恥垢はベタベタしていたりカサカサしているのに、石のようになるなんて不思議ですよね。
あまり頻繁に起こるわけではありませんが、恥垢は放っておくと危険ということを覚えておきましょう。
恥垢結石は1つだけのこともあれば、複数できることまで様々。
恥垢結石は特に、亀頭が露出できない真性包茎の人に多く見られます。
女性や真性包茎以外の男性は、ふつうに注意して洗っていれば恥垢結石ができてしまうことはないでしょう。
ではなぜ、真性包茎の人は恥垢結石ができやすいのでしょうか。
それは、真性包茎の人は包皮が剥けないため、包皮の中に尿などが溜まりやすく、恥垢が溜まりやすいためです。
亀頭が露出できない真性包茎は、おしっこをするときにも一度包皮の中におしっこが溜まってしまうので、どうしても汚れが溜まりやすいんですよね。
しかもそのあと包皮を剥くことができないため、汚れは包皮の中に溜まりっぱなしの状態に…。
これでは恥垢も溜まりやすいですから、恥垢結石もできやすいと言えるのです。
恥垢結石は恥垢の多い人ができやすい
ここまでの話でだいたい検討がついたと思いますが、恥垢結石は恥垢の多い人ができやすいです。
包茎の人がカンジダなどになると、恥垢がいつも以上にたくさん出ますので、より恥垢結石のリスクも高くなると言えるでしょう。
真性包茎の人は恥垢結石以外にも多くのトラブルを招きやすいので、一度包茎治療を考えた方がいいかもしれませんね。
それ以外の人も、不潔にしておくと恥垢結石ができる可能性はありますから毎日清潔を保つように心がけましょう。
カンジダの可能性がある人は、ゴシゴシと性器を洗いすぎると症状が悪化してしまいますから、ファンガソープEXなどの真菌も殺菌できるソープを使うことをおすすめします。
くれぐれも普通のボディソープなどを使うのはやめてくださいね。
女性は外陰部のヒダのところに恥垢がつきやすいので、ヒダの奥までやさしく洗いましょう。
男性は包茎の人が恥垢がつきやすいので、しっかりと包皮を剥いて洗うことがポイントです。
真性包茎の人以外は、自分で気を付けていれば恥垢結石ができることはありません。
そこまで神経質になることはありませんが、カンジダを発症しているときは恥垢が増えるので、いつも以上に気をつけていきたいですね。
まとめ
恥垢結石について、お話ししました。
あまり聞き慣れない言葉ですが、恥垢が長時間放置されていると恥垢結石という石のようになることがあります。
性器に石があるなんて、とても怖いですよね。
恥垢をきちんと落としておけば恥垢結石ができることはありませんので、日頃から清潔を意識していくことが大切です。
性器は決してゴシゴシこするのではなく、ファンガソープEXなどの細菌も真菌も殺菌できるものを使っていきましょう。
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