ふと男性器を見たとき、「なんだか乾燥しているような気がする」と思ったことはありませんか?
男性器は身体の外側にあり、目で見ることも容易なので、日頃から意識していれば異変にはすぐに気づくことができるはずです。
なんとなく違和感があって男性器を見たら、いつもより乾燥している…なんてこともあるでしょう。
男性器の異変や「いつもと違う」違和感は、病気の可能性もあります。
病気を悪化させない、そして早く治すためにも、異変を見逃さないことが大切です。
男性器の皮が乾燥しているときは、どんな病気が考えられるのでしょうか。
カンジダになると男性器の皮が乾燥する
男性器の皮が乾燥していると感じるとき、考えられる病気としてもっともポピュラーなものは、カンジダです。
カンジダは、カンジダ菌というカビの仲間が増殖して症状をもたらす病気のこと。
女性がなりやすく、男性はたとえ男性器にカンジダ菌がついていたとしても症状が出ることはほとんどありません。
それゆえ、カンジダは男性には関係ないと思っている人もいるかもしれませんね。
残念ながら、カンジダは男性にも関係のある病気です。
あくまでも症状が出にくいというだけの話であって、男性はならないというわけではありません。
男性器の皮が乾燥してカサカサしているのは、カンジダの典型的な症状の1つなんですよ。
男性器の皮の乾燥以外に、かゆみやヒリヒリ感、白いカスなどが見られたときは、カンジダを発症している可能性が非常に高いと言えるでしょう。
男性器の皮が乾燥したら生活習慣を見直そう
先ほど、男性はカンジダを発症しにくいという話をしました。
それは、男性器が女性の膣と違って乾燥しやすい環境にあるからです。
カンジダ菌は高温多湿のところを好むため、男性器のように乾燥しやすいところは好きではありません。
それにも関わらずカンジダを発症してしまうのは、免疫力が低下していることが考えられます。
免疫がきちんと機能していれば、カンジダ菌を異常なまでに繁殖させてしまうことなどありません。
もしも男性器の皮が乾燥してカンジダが疑われるようなときには、免疫力が低下していないか生活習慣を見直してみましょう。
食生活や睡眠時間、ストレスなどはどうでしょうか。
食生活が偏っている、睡眠時間が短い、ストレスが溜まっていることなどは、すべて免疫力の低下につながること。
カンジダは、免疫力がしっかりと働いていれば発症することはありません。
男性がカンジダになるのは、相当免疫力が低下している証拠でもあるのです。
まずは普段の生活から、免疫力を低下させてしまう要因がないか探ってみましょう。
男性器の皮が乾燥しているなぁと感じたときには、下着をボクサータイプからトランクスタイプに変えるのも1つの方法。
蒸れるとカンジダ菌が繁殖しやすくなりますので、カンジダ菌が繁殖しにくい環境作りに努めていきましょう。
それらに加えて、カンジダ菌を殺菌できるファンガクリームなどで対策をしていくと、より高い対策効果が得られると思います。
ファンガクリームは天然のティーツリーオイルを配合しているので、カンジダ菌もきれいに殺菌することができるでしょう。
男性器の皮の乾燥の根本的な原因であるカンジダ菌を殺菌することができれば、このような不快症状も改善していくことができますね。
まとめ
男性器の皮が乾燥しているのは、カンジダという病気が原因かもしれません。
たかが乾燥しているだけ、と考えると、どんどん症状が悪化してしまう可能性もあります。
男性器の異変はすぐに気付いて対応することで、悪化させずに治すことができますから、少しの異変も見逃さないよう、日頃から男性器の状態を観察する習慣をつけておきましょう。
それを踏まえてカンジダ対策をしていくことで、男性器の皮の乾燥というトラブルも回避していくことができるのではないでしょうか。