
カンジダ菌は健康な人の体にも住み着き、症状が出ていなければ治療の必要はありません。しかし、かゆみや痛みなどの不快感があるのであれば対処が必要かもしれません。
病院
病院でカンジダに対するケアをするためには、泌尿器科や皮膚科、性病科を受診します。そして、問診をして医師が症状を確認します。尿検査などもあり、カンジダの可能性があると判断された場合は、抗真菌薬が処方されることがあります。
病院でのケアのメリットは、きちんと検査をしてカンジダの可能性を確認し、適切な薬を用いることができる点です。亀頭包皮炎はカンジダが関与している場合もありますが、細菌が原因の場合もあり、原因菌が異なっても症状は似ていることがあります。
体験談では尿検査をしなかった、尿検査でカンジダが検出されなかったなどのケースも稀にありますが、病院で検査を受けることが一般的には望ましいケア方法とされています。
病院での費用は約2000円〜3000円です。薬代や検査代などで変わってきますが、カンジダに対するケアは保険適用内で行える場合が多いため、高額な費用がかかることはあまりないとされています。
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市販薬
市販薬でカンジダに対するケアをする場合、男性だと塗り薬を使用することが一般的です。女性はカンジダが再発した時のみ市販薬が利用できることがありますが、男性は初回のカンジダ性亀頭包皮炎でも市販薬を利用できる場合があります。
市販薬を利用する際は、抗真菌薬を選ぶことが多いです。カンジダは真菌で、水虫や白癬の仲間なので水虫用の薬コーナーなどで抗真菌薬が見つかることがあります。または通販でカンジダ性亀頭包皮炎に対応した薬が販売されているため、それを購入することもあります。
市販薬はだいたい1000円ぐらいですが、通販だと2000円ぐらいするものもあります。効果については個人差がありますが、症状が落ち着いてきたからといってすぐに薬をやめてしまうと、カンジダがまだ皮膚に残っていて症状が再発する可能性があります。そのため、市販薬を利用する場合は症状が落ち着いてからも少し長めに薬を塗ることが推奨されることがあります。
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クリーム
クリームとは、ドクターズチョイスのファンガクリームのことです。ファンガクリームに含まれているティーツリーオイルは、一部の研究でカンジダを含む症状に対して作用するとされている成分です。
また、ティーツリーオイルは細菌にも作用すると考えられているため、カンジダか細菌かの判断が難しい場合でもファンガクリームを使用することがあるようです。
ちなみに、ファンガクリームには炎症を抑えるとされるキャノーラオイルやマカダミアナッツオイル、ビタミンEなども配合されています。ビタミンEは一部の研究で炎症を抑える働きが示唆されており、他の配合成分も実験に基づいてその働きが検討されている成分を含んでいます。クリームでありながら、一定の裏付けが行われているのが特徴です。
ソープ
ファンガソープEXというドクターズチョイスのソープは、カンジダに悩む人の口コミが多い商品です。
ファンガソープEXにもティーツリーオイルが配合されており、カンジダだけでなく細菌にも作用すると考えられています。これにより、一般的なボディソープよりも抗菌力が期待されることがあります。また、カンジダで男性器がヒリヒリしたり乾燥したりする症状がある人もいるかと思いますが、ファンガソープEXには保湿力が期待されるシアバターが配合されています。洗った後の保湿感が得られ、不快感を軽減することが期待されます。
カンジダに対するケア方法はさまざまで、無理なく続けられるものを選ぶことが大切です。再発の可能性も考慮し、どのようなケア方法があるか知っておくことで、早めに対応できるかもしれません。