包皮が横に切れると心配になりますよね。また、何回も繰り返し切れては治ってと習慣になってくると病気では?とも思ってしまいますよね。でも安心して下さい。包皮の横切れは、病気ではない可能性が高いです。
栄養不足
包皮が横に切れるのは病気ではないけども、栄養が不足してる可能性はあります。きちんと毎日食べて満腹にはなっていたとしても、皮膚のために必要な栄養が不足してると包皮が弱くなってしまい、横に切れやすくなります。
包皮の栄養になるのはビオチンで、皮膚や粘膜の健康を支える力があります。レバーや卵、ししゃも、アサリなどに多くビオチンは含まれています。
また、亜鉛も積極的に摂りたい栄養素です。牡蠣、するめ、かに、うなぎなどに多く含まれていて、タンパク質を合成する役割があります。包皮は皮膚でたんぱく質からできてるため、亜鉛も意識して摂取していきましょう。
さらに必須脂肪酸はオリーブオイルやごま油、なたね油に多く含まれていて、皮膚を作るなど健康に欠かせません。
包皮が横に切れてしまうなら、これらのサプリを利用するなどして栄養を補っていくと切れ対策になります。
包茎
包皮が横に切れるのは、男性器の構造自体が原因の可能性は高いです。そして、その構造というのが包茎です。
包茎だと包皮が皮膚を締め付けてしまう場合があり、輪ゴムで止めた後のように締め付けが跡に残ってしまいます。するとそこが横切れしやすくなり、何回も切れてしまいます。何回も切れると切り癖ができ、皮膚が固くなってしまう可能性もあるので、何回も切れるようならば手術を考えていくと良いかもしれません。手術では、締め付けてる部分の包皮を除去します。これにより、勃起した時の締め付けや皮膚が切れる痛みから開放されていきます。
激しい摩擦
性行為の時に包皮が横に切れるという人は多いです。コンドームを付ける時に切れるという人もいますし、膣に入れてる時に切れるという人もいます。
また、マスターベーションで摩擦が起きて横に切れる人もたくさんいます。
性行為で切れてしまった場合は、包皮が摩擦に弱くなっています。摩擦を防ぐためにローションを使用して包皮を守ると、横に切れるのをいくらか防げるでしょう。また、包茎だと包皮が膣の中の摩擦で切れてしまう場合もあり、泌尿器科の医師に相談して手術するなどの方法もあります。
包皮は薄い皮なので、摩擦に弱いと覚えておくようにしましょう。そして、摩擦を防ぐためにローションを使うなど工夫していきましょう。
血流が滞る
包皮が切れるのと血流はあまり関係ないかもしれませんが、下半身の血流が滞ると包皮が横に切れる場合があります。
例えばデスクワークで座りっぱなしになり、下半身をあまり動かさないとします。すると血液の流れが悪くなり、包皮が横に切れます。長時間の運転が続くなど、座りっぱなしには注意しましょう。ただし、座りっぱなしだから全ての人が包皮が切れる訳ではありません。座りっぱなしで切れるかどうかは個人差があります。もし普段から冷え性、肩こりなどの症状があり、座りっぱなしなど下半身が同じ姿勢を保つ事があれば血流が原因で包皮が横切れしてるかもしれません。
休憩を取ってストレッチするなど、同じ姿勢でいるのを防ぎましょう。
包皮が横に切れる原因は、栄養不足、包茎、摩擦、血流の滞りなど色々あります。何が原因か自分の生活に当てはめて、改善していくと良いですよね。