なんとなく男性器がピリピリするなぁと思って男性器を見てみたとき、包皮が切れていることがあります。
包皮の切れ方には縦と横があるのですが、今回は「縦に切れる」方に注目してみましょう。
包皮はシワに沿って横に切れるイメージがありますが、そもそも縦に切れることなどあるの?と思うこともありますよね。
包皮が縦に切れるのはなぜなのか、調べてみました。
包皮が縦に切れたら病気の可能性が高い!
包皮が縦に切れたときは、病気の可能性が高いです。
病気として聞くと驚いてしまうかもしれませんが、男性器の病気は男性なら誰にでも起こりうるもの。
「自分には関係ない!」なんて思わないでくださいね。
どんな病気か?というと、
・糖尿病
・亀頭包皮炎
この2つが考えられます。
糖尿病を患っていると、血液内に糖が多く血液がドロドロしていることから、血液の流れが悪くなります。
すると血行が悪くなり、特に身体の末端の血行が悪くなるため、末端の組織に炎症が起こりやすくなるのです。
手足に冷えやしびれなどが出るのと同じで、男性の場合は男性器も身体の末端に位置しているため、男性器にも炎症が出やすくなる、と言えるでしょう。
包皮が縦に何度も切れるという症状から病院へ行ったところ、尿検査で糖尿病が判明した人もいるんですよ。
確実に糖尿病ではないと言い切れる人以外は、一度糖尿病の検査をすることも、検討してみるといいかもしれませんね。
糖尿病でも包皮が縦に切れることはありますが、それよりも可能性が高いのはやはり亀頭包皮炎でしょう。
亀頭包皮炎は、男性の男性器のトラブルとしてはもっとも多く、ポピュラーなもの。
亀頭や包皮に細菌や真菌などが感染し、炎症を起こしてしまうために起こります。
炎症のきっかけとなる菌は、そのほとんどが元々体内に住み着く常在菌であるため、亀頭包皮炎そのものは珍しいものではありません。
免疫力などが低下していると、誰でもなる可能性はあるんですよ。
亀頭包皮炎には細菌による細菌性亀頭包皮炎と、カンジダ菌によるカンジダ性亀頭包皮炎の2種類がありますが、包皮が縦に切れるときはカンジダ性亀頭包皮炎の可能性が高いです。
カンジダは真菌の仲間なので、ふつうの石鹸やお湯では落とすことができません。
また、かゆみ止めの軟膏や皮膚疾患向けの軟膏を使っても、カンジダ性亀頭包皮炎は治りません。
きちんとカンジダ菌に効果のあるものを使わなければ意味がなく、むしろ悪化してしまうので気を付けましょう。
カンジダ性亀頭包皮炎のときにおすすめの対策は?
包皮が縦に切れて糖尿病ではない場合は、カンジダ性亀頭包皮炎の可能性が高いです。
包皮が縦に切れるということ以外に、かゆみや白いカスなどの症状はありませんか?
これらの症状があるときは、おそらく亀頭包皮炎を発症しています。
カンジダ性亀頭包皮炎のときにおすすめの対策は、ファンガクリームを使うこと。
普通の軟膏では悪化する可能性もあるカンジダですが、ファンガクリームなら細菌もカンジダ菌も殺菌できるので大丈夫!
悪化するリスクもなく、しっかりと亀頭包皮炎の原因菌を殺菌してくれることでしょう。
包皮が縦に切れるという症状も、徐々に落ち着いてくると思います。
ファンガクリームは薬ではないので、副作用もありませんから安心して使うことができますね。
まとめ
包皮が縦に切れるのは、病気の可能性が高いです。
亀頭包皮炎などの病気は、男性なら誰でもなる可能性のあるもの。
自分は大丈夫、関係ないと思わず、様々な可能性を疑うことが、早期治療の鉄則です。
原因がわからないうちは、むやみやたらと薬を使わず、ファンガクリームのような天然成分のクリームを使ってみてくださいね。