カンジダは一度治ったからもいっても、安心できない病気です。
それはなぜかというと、カンジダは繰り返しやすく、再発しやすい病気であるから。
カンジダを引き起こしているカンジタ菌は、私たちの体内に住み着いている常在菌なので、治療をしても完全になくすことはできません。
常にカンジタ菌は体内にいるわけですから、いつ増殖してもおかしくはない、ということ。
カンジダが再発してしまったら、どうしたらいいのでしょうか。
女性は市販薬での治療も可能
カンジダは女性がなりやすく、再発するのも女性の方が圧倒的に多いです。
それは、女性のデリケートゾーンがカンジタ菌の繁殖に適しているため。
膣は温かくて湿っているので、カンジタ菌の繁殖には最適なのです。
そのため一度カンジダになった女性は、このままでは何度も繰り返し再発してしまう可能性がある、ということを覚えておきましょう。
女性の場合、カンジダが再発してしまったときには、病院へ行かなくても市販薬で治すこともできます。
薬局やドラッグストアには、カンジダ再発者向けの抗真菌薬が売られているのでチェックしてみましょう。
ただし、売られている市販薬はすべて、膣に直接挿入する膣錠となります。
カンジタ菌が増殖しているのは膣なので、膣に薬を入れるのです。
きちんと奥までいれないと意味がありませんし、デリケートゾーンなので衛生面もちょっと気になりますよね。
市販薬は手軽で便利ではありますが、自分でやらなければならないというのはデメリットとも言えるでしょう。
また、市販薬は自分でレジまで薬を持っていかなくてはなりません。
もし男性店員だったら、とても恥ずかしいことでしょう。
そのような理由からも、再発したときに市販薬を使うことは少しためらってしまうかもしれませんね。
カンジダが再発したら生活習慣を見直そう
カンジダが再発したということは、それはずばり生活習慣を見直すチャンスでもあります。
なぜかというと、健康なときにはカンジダの症状が出ることはないから。
健康なときは免疫や自浄作用がしっかりと働いているので、カンジタ菌が異常なほどにまで増えてしまうことはありません。
つまり言い換えれば、カンジダになるのは免疫や自浄作用が低下しているということでもあるのです。
免疫や自浄作用というのは、日常生活のふとしたことで低下してしまうもの。
たとえば不規則な生活やストレスが溜まっていることも、免疫低下の原因になります。
また、意外かと思うかもしれませんが、デリケートゾーンの洗いすぎもカンジダの再発を招いてしまうので要注意。
デリケートゾーンには外敵と戦うための善玉菌も数多く存在しているのですが、清潔に保とうとするあまり、デリケートゾーンをごしごしと洗ってしまうと善玉菌まで洗い流してしまいます。
そうなるとデリケートゾーンは非常に無防備な状態となるため、カンジタ菌も繁殖しやすくなってしまいます。
普段体用の石鹸で気にせずデリケートゾーンを洗っているという人は、カンジダを再発したことをきっかけに洗い方を見直してみてはいかがでしょうか。
再発しないためにできること
カンジダを再発しないためには、日常生活を見直すことも大切ですが、それだけでは再発を防ぐにはちょっと物足りないところもあるでしょう。
カンジダを再発しやすい女性におすすめなのが、膣の自浄作用を高めることのできるデーデルライン桿菌のサプリ、フェミプロバイオを飲むこと。
フェミプロバイオはドクターズチョイスのサプリで、カンジダの再発を防ぐためには最適です。
サプリなので副作用もありませんから、安心して飲むことができますね。
デーデルライン桿菌は元々膣内にいる善玉菌で、膣を酸性に保ったり、細菌から守るバリアの働きなどをしているもの。
ストレスや疲労などですぐに減少してしまう菌でもあるので、サプリで補ってあげるのがおすすめです。
まとめ
カンジダが再発してしまったら、その症状を抑えることはもちろん、生活習慣が乱れていると認めて改善していくことが大切です。
今のままの生活を続けていけば、何度でも再発を繰り返してしまいますからね。
カンジダの再発は生活習慣の見直しをする良い機会だと思い、カンジダ再発防止に努めていきましょう。