カンジダは私たちにとって身近な病気の1つで、誰でもなる可能性があります。
大人の女性に多いイメージがありますが、カンジダになるのは大人の女性だけではありません。
2歳くらいの女の子でも、カンジダになることはあるのです。
とはいえ、もしも自分の子供がカンジダになったらどうしたらいいのかわからない…という人もいるでしょう。
ここでは、2歳くらいの女の子がカンジダになる原因や、その対処法について紹介していきます。
2歳くらいの女の子のカンジダは意外と多い?
今はインターネット社会なので、必要な情報や知りたいことはすぐにインターネットで調べることができます。
実際、何か気になることがあったとき、インターネットを使って情報を集めるという人もいるでしょう。
2歳くらいの女の子がカンジダになって不安、という人は意外と多く、大手掲示板サイトである「Yahoo!知恵袋」などには、子供のカンジダについての質問がたくさん寄せられています。
対象となる子供の年齢こそ、2歳、3歳、4歳と多少の差はあれど、「子供のカンジダ」で悩んでいる人は意外とたくさんいるのです。
決して我が子だけ…なんてことはありません。
2歳くらいの女の子のカンジダ、原因は何?
2歳くらいの女の子の場合、カンジダの症状が出やすいのはやはりデリケートゾーン周辺です。
症状の出る部位としては、大人とほとんど変わらないと言っていいでしょう。
では、2歳くらいの女の子がカンジダになる原因とは一体何なのでしょうか。
原因は1つではないので一概にコレだ!とは言えないのですが、2歳くらいの女の子の場合で一番多いのは、「デリケートゾーンが湿っている」ということ。
だいたい2歳くらいになると、徐々におむつを外すためのトイレトレーニングを始める人が多くなります。
トイレトレーニング用の下着、トレーニングパンツなどもありますよね。
トレーニングパンツ、通称トレパンは股の部分の生地が厚くなっていて、少量のおしっこなら吸収することができます。
ただし、吸収することはできても濡れた感覚はあるので、子供が不快感を訴えてトイレを教えるようになる、というもの。
トイレトレーニングを始めたばかりの頃は、失敗して漏らしてしまうのが普通です。
しかし、漏らしてパンツが湿っているとカンジタ菌が増殖しやすくなることも覚えておかなくてはなりません。
さらにおしっこが膣に付いていることで、細菌なども発生しやすくなってしまいます。
この環境が、2歳くらいの女の子のカンジダを引き起こす最大の要因と言ってもいいかもしれません。
おしっこが付いて湿ったパンツを履いていると、カンジダになりやすくなるだけでなく、カンジダが治りにくくなるので気を付けましょう。
2歳くらいの女の子のカンジダ、対処法は?
もしも2歳くらいの女の子のデリケートゾーンが赤く炎症を起こしたり、子供がかゆみを訴えたときは病院へ行きましょう。
真っ先にカンジダかもと疑う人はあまりいないと思いますが、カンジダの可能性も否定はできません。
カンジタ菌は真菌なので、治療のためには抗真菌薬のクリームなどが処方されます。
市販のかゆみ止め軟膏などを使うと症状が悪化することもあるので、子供の場合は必ず病院で検査をしてから、正しい治療をするようにしてください。
それに加えて、カンジタ菌が増殖しにくい環境作りもしなくてはなりません。
パンツが濡れていることで蒸れると、カンジタ菌は増殖しやすくなります。
ですから、あまりにも症状がひどいときにはトイレトレーニングを一時的に中断することも考えておきましょう。
おしっこをしたらきちんと乾燥させてから、新しい下着、もしくはおむつを履かせるといいですよ。
まとめ
2歳くらいの女の子がカンジダになる原因と、その対処法について紹介しました。
カンジダはかゆみが強いので、無意識に掻いてしまわないよう、他のことに興味を持たせておくことも大切です。