細菌性亀頭包皮炎の原因菌ってどんな菌なの?菌を調べるのが大切とは聞くけどなぜ大切なの?と、細菌性亀頭包皮炎の原因菌について調べていくと、亀頭包皮炎が身近な菌で発症してるのが分かります。そして、菌を特定するのが治療に結び付くのも分かります。
細菌性亀頭包皮炎の原因菌はどんな菌?
細菌性亀頭包皮炎の原因菌は、大腸菌や黄色ブドウ球菌などの雑菌です。
大腸菌は腸内細菌の1つです。健康な人にも生息してる菌ですが、膀胱炎や下痢の原因になったり大腸菌の種類によってはO-157の原因になったりもします。
黄色ブドウ球菌も食中毒の原因となる菌で、潜伏場所は手指、鼻、喉、耳、皮膚などあらゆる場所にいます。黄色ブドウ球菌は特に傷口が好きで、化膿した部分を好みますし、健康な人でも20〜30%が保有してる菌です。
大腸菌も黄色ブドウ球菌も健康な人の体内に存在するのがポイントです。健康であっても、細菌性亀頭包皮炎になる確率はあるのです。
原因菌を調べる大切さ
亀頭包皮炎では原因菌を調べるのが大切だと良く言われます。その理由は、亀頭包皮炎が細菌によって発症する場合もあれば、真菌によって発症する可能性もあるからです。
細菌は細胞壁の中にDNAとなる核が存在します。しかし、真菌は細胞壁と細胞膜の中にDNAが存在します。細胞の構成が違うため、効く薬も違うから原因菌を調べるのが大切なのです。だからこそ、なかなか亀頭包皮炎が治らない人もいます。原因菌が分からないまま薬を使っていても意味はないため、菌を調べるのは大切なのです。
原因菌の調べ方
原因菌の調べ方は、尿検査が一般的です。尿検査は簡単に調べられるからです。また、なかには男性器の細胞を取って培養する場合もあります。こういった原因菌の調べ方ができるのが病院です。
尿検査ができるキットも発売されていますが、尿蛋白や糖分をチェックするものが多いです。また、妊娠チェックや栄養の過不足チェックなどができるキットはありますが、細菌を調べるキットというのはあまり聞きません。もしかしたら海外の検査キットで細菌がいるか調べるキットがあるかもしれませんが、日本語での取扱説明書はないでしょう。
つまり、原因菌を調べるのは検査キットを利用するよりも病院で尿検査をした方が早いです。尿検査は保険適用内ですし、安心して任せられます。
原因菌を調べなくても良いクリーム
原因菌についてあれこれ書いてきましたが、亀頭包皮炎を発症したら知りたいのは菌ではなく、治る方法ですよね。菌は何でも良いから、早く治したい!だけど菌が分からなければ薬を使えないなんて..とショックでしょう。
しかし、通販で購入できるファンガクリームは原因菌を特定しなくても利用できるクリームです。普通、亀頭包皮炎だと細菌は細菌の薬、真菌は真菌の薬が必要です。一方でファンガクリームに配合してあるティーツリーオイルは細菌にも真菌にも利用できるのです。しかも保湿成分や炎症を抑える成分まで配合してあります。つまり、これ1つで抗菌、男性器の炎症を抑える、保湿する、肌の再生を促すなど様々な働きが期待できます。
実際に口コミを見てみると、オムツかぶれに利用した、いんきんたむしに利用した、膣カンジダ(カンジダは真菌)に利用したなど様々な対応に使っています。原因菌の特定いらずで利用できるため、病院に行く暇がないのならばまずは使ってみるのもできます。