女性に多いと言われるカンジダですが、なぜ女性に多いか知っていますか?
また、多い多いと言いますが、実際にどのくらいの人がなっているのか、気になりますよね。
カンジダは、決して他人事ではありません。
女性がカンジダになる割合について、紹介します。
5人に1人はカンジダを経験する
まず結論から言いますと、女性の5人に1人は一生のうちに一度はカンジダになると言われています。
確率にすると、20%ですね。
意外に高い数字で驚いた人もいるのではないでしょうか。
5人に1人の割合でカンジダになるのなら、確かに珍しいものではありませんよね。
風邪やインフルエンザになるのと同じように、カンジダは女性なら誰でもなる可能性があるのです。
今までカンジダになったことがない人でも、これからカンジダになる可能性は十分にあるので気を付けなくてはなりません。
しかしなぜ、女性がカンジダになる割合はこんなにも高いのでしょうか。
女性がカンジダになる割合が高い理由
女性がカンジダになる割合が高いのは、
・膣がカンジタ菌の増殖に向いている
・カンジタ菌を誰でも持っている
という2つの理由が挙げられます。
カンジダの症状は主にデリケートゾーンに集中しているのですが、これは単純に原因菌であるカンジタ菌が、膣内に増殖するためです。
原因菌のあるところに症状が出るのは当然ですよね。
カンジダを引き起こしているカンジタ菌は、真菌というカビの仲間。
そのため、高温多湿のところを好む傾向にあります。
膣は体の内側にあり、温かく湿っています。
この体の作りが、カンジタ菌の増殖に最適な環境をもたらしているので、女性はカンジダになりやすいと言えるのです。
そして2つめは、誰でも原因菌を持っている、ということ。
カンジダの原因となっているのはカンジタ菌で、カンジタ菌は特別なものではありません。
健康な人でも膣や粘膜などに持っている、常在菌なのです。
日和見菌の1つなので、普段は悪さをすることはありません。
しかし体調不良や免疫が低下したとき、悪玉菌が優勢になったときなど、些細なことをきっかけに爆発的に増えてしまう恐れがあるのです。
膣はカンジタ菌が増えるには適した環境ですが、健康なときなら自浄作用によってカンジタ菌が増えるのを防ぐことができますが、免疫が低下しているときなら話は別。
自浄作用もうまく働かず、一気にカンジタ菌は増えてしまうでしょう。
この2つの理由から、女性はカンジダになる割合がとても高くなっているのです。
カンジダにならないために気を付けること
カンジダは誰でもなる可能性がありますが、言い方を変えれば「誰でも防ぐこともできる」ということ。
実際、80%の人はカンジダにはならないのですから、しっかり対策をすればカンジダは防ぐことができるのです。
カンジダにならないために気を付けることには、
・カンジダを発症しにくい環境作りをする
ことが一番です。
免疫を落とさないよう体調管理に努め、蒸れないように通気性の良い下着を着用するようにしましょう。
また、デリケートゾーンを健康に保つための乳酸菌、デーデルライン桿菌を補えるサプリを飲むのもおすすめ!
ドクターズチョイスのフェミプロバイオは、女性のための乳酸菌、デーデルライン桿菌のサプリです。
膣を酸性に保ち、自浄作用を高めることでデリケートゾーンを健康に保ってくれますよ。
カンジダは女性に多いから仕方がないと諦めず、なりにくい環境作りを心がけていきましょう。
まとめ
女性がカンジダになる割合について、紹介しました。
割合から見ても分かるように、カンジダは決して珍しいものではありません。
誰もがなる可能性がある病気ですが、しっかりと対策をして「カンジダになりにくいカラダ」を作っていけるといいですね。