
カンジダは特別なものではなく、私たちの身近にある病気の1つです。
風邪や花粉症などと同じように、誰でもなる可能性があります。
しかしカンジダの症状はデリケートゾーンに出る上、非常に強いかゆみを伴います。
一度カンジダになったことがある人なら、おそらくもう二度と「カンジダにはなりたくない!」と思うのではないでしょうか。
そんな厄介な症状を引き起こすカンジダだからこそ、日々の予防が欠かせません。
カンジダの予防方法についてお話ししていきましょう。
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カンジダの原因について知ろう
カンジダの予防方法を知るためには、まずはカンジダの原因について知らなくてはなりません。
カンジダはなぜ起こるのか知っていますか?
それは、常在菌であるカンジタ菌が増殖してしまうためです。
カンジタ菌というのは真菌の一種で、カビの仲間。
カビというと不潔な感じもしますが、カンジタ菌はもともと体内にいるものなので心配する必要はありませんよ。
カンジタ菌は健康な人でも体内に所有していますが、健康な人はカンジダの症状が出ることはありません。
それは、免疫や善玉菌の働きによってカンジタ菌の増殖を抑えているためと考えられています。
カンジタ菌が増えることがなければ、カンジダになることも少ないかもしれません。
カンジダの原因は「カンジタ菌が増える」こと。
原因が分かれば、予防方法も自ずと見えてくるのではないでしょうか。
カンジダの予防方法、基本は免疫を低下させないこと
カンジダを予防するためには、カンジタ菌が増殖しないようにすることが大切です。
カンジタ菌は常在菌であるため、抗真菌薬を使っても体の中からすべてのカンジタ菌をなくすことは難しいとされています。
そのため、予防ではカンジタ菌を完全になくすことではなく、カンジタ菌の増殖を抑えることが重要だと考えられています。
そのために大切なのは、免疫を低下させないことです。
私たちの体には、外敵と戦うための免疫機能が備わっています。
この免疫機能が正常に作動していれば、カンジタ菌が増えることは少ないと考えられています。
しかし免疫は目に見えるものではないので、自分で増えた減ったと実感するのは難しいですよね。
まずは生活習慣を見直してみましょう。
免疫は疲労やストレスといった、わりと些細なことで減少することがあります。
睡眠をきちんととること、適度な運動をすることも良いとされています。
ストレスを感じたらすぐに発散できるよう、自分なりの発散方法を知っておくことも大切です。
体調を崩しているときはもちろん、女性の場合は生理周期によるホルモンバランスの変化でも、カンジダになりやすい時期があるといわれているため気を付けましょう。
性器を清潔に保つことは逆効果?
カンジダの予防として、性器を清潔に保つことはどうなのでしょうか。
これはやり方によってはカンジダの予防になる場合もありますが、やり方によってはカンジダを引き起こすこともあるとされています。
というのも、性器には自浄作用を持った善玉菌も数多く存在しており、これらを過剰に除去してしまうとカンジタ菌も増殖しやすくなってしまう可能性があるのです。
無防備な状態になるため、注意が必要です。
ごしごしと洗ったり、体用の石鹸で性器を洗うのは避けたほうが良いでしょう。
カンジダ予防のためには、真菌にも対応しているとされるソープを使ってやさしく洗うことが一つの方法かもしれません。
例えば、ファンガソープEXは真菌にも対応しているとされ、全身に使うことができるソープとして知られています。
性器を清潔にしようと思うあまり、自浄作用まで過剰に取り除いてしまわないように気を付けてくださいね。
まとめ
カンジダの予防方法についてお話ししました。
カンジダの予防方法としては、
・規則正しい生活を心がける
・ストレスを溜めないようにする
・真菌に対応しているとされるソープを使う
ことなどが挙げられます。
カンジダは繰り返しやすい病気とされているため、日々の予防が大切です。
二度と繰り返さないように、早速今日からカンジダ予防を意識してみてはいかがでしょうか。