男性の包皮に裂傷ができてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。
なんだか男性器がヒリヒリする、違和感があると思いながらもセックスやマスターベーションを繰り返してしまうと、血が滲むほど傷が深くなってしまうこともあります。
下着に血がついたり、男性器にカサブタのようなものがついて改めて異変に気がつくなんてことも。
ヒリヒリ感や違和感があるのに気づかないふりをして放置してしまうと、治りも遅くなるので注意しなくてはなりません。
さて、そんな包皮の裂傷ですが、なぜ起こるのでしょうか。
普通にセックスやマスターベーションをしただけでも包皮の裂傷が起こるとしたら、とても怖いですよね?
ここでは、包皮の裂傷の原因として考えられている「糖尿病」について、見ていきたいと思います。
糖尿病以外の場合でも包皮の裂傷が起こることはあるのか?についても、紹介していきましょう。
糖尿病だと包皮の裂傷が起こりやすい
まず始めに言っておくと、糖尿病の男性は包皮の裂傷が起こりやすいといえます。
なぜかというと、糖尿病であるがゆえに血液がドロドロとしていて、血液の流れが悪いため。
糖尿病というのは血液内に糖が多くあるため、血液はサラサラではなくドロドロとしています。
動脈硬化などのリスクも高く、血液の流れが悪いために傷の治りも遅いと言われています。
血行が悪いと身体には様々な不調が出てくるのですが、炎症もその1つ。
特に身体の末端にある組織は生命維持とは直接関係がないものが多いため、後回しになってしまうのです。
極端な話ですが、手足や男性器がなくても、ヒトは生きることができますよね?
心臓やその他の臓器があれば、生命維持という点では問題はないのです。
糖尿病になると、血液は生命維持のために優先順位をつけていくため、男性器は後回しにされ、その結果炎症が起こりやすくなる、ということ。
特に糖尿病の症状が悪化すると、皮膚がもろくなるため炎症もより起こりやすくなってしまいます。
こうなると、勃起や包皮を剥くという行為だけでも、皮膚が裂けるように裂傷が起こることもあるようです。
〈糖尿病の人の包皮の裂傷対策〉
糖尿病の人で包皮の裂傷に悩んでいる人は、まずは糖尿病の治療に専念することが先決です。
糖尿病のせいで包皮の裂傷が起きているわけですから、しっかりと糖尿病の治療をしましょう。
食事制限や運動など、かかりつけの医師の指示に従ってください。
また、糖尿病でなおかつ包茎の人は、包茎ではない人よりも包皮の裂傷などのトラブルが起こりやすいです。
この場合、糖尿病の治療と平行して包茎の手術も検討したいところですが、糖尿病があると二次感染のリスクも高いため、包茎治療を断られてしまうことも。
何度も包皮の裂傷を繰り返すのはとても辛いですから、糖尿病でも包茎手術に対応しているクリニックを探してみてはいかがでしょうか。
糖尿病以外で包皮の裂傷は起こる?
包皮の裂傷は、糖尿病の人だけに見られるわけではありません。
糖尿病の人に多いというだけで、糖尿病でなくても包皮が裂傷を起こすことはあります。
たとえば、カンジダなどを発症していて、皮膚が弱くなっているときには、包皮の裂傷も起こりやすいと言えるでしょう。
男性器の皮膚は、通常ならばそんなにもろくはないので、セックスやマスターベーションの摩擦くらいで裂傷が起こることはありません。
しかし、カンジダなどの影響で皮膚が弱くなっているのなら、話は別。
包皮の裂傷が起こる可能性は、十分に考えられます。
糖尿病ではないのに包皮が裂傷してしまったら、カンジダを疑いましょう。
カンジダは元々ヒトの体内に住み着く菌なので、誰でも発症する可能性があります。
決して珍しいものではないんですよ。
包皮の裂傷からカンジダを疑うときは、ファンガソープEXとファンガクリームで対策をすることをおすすめします。
どちらもティーツリーオイルという天然の殺菌成分を含んでおり、普通の石鹸では流せないカンジダ菌に対しても効果を発揮してくれます。
更にファンガソープEXにはシアバターも配合しているため、炎症を抑える効果も期待できるでしょう。
ファンガソープEXでカンジダ菌を洗い流し、ファンガクリームでカンジダ菌が繁殖しないようにケアをしていけば、カンジダによる不快症状も徐々になくすことができますよ。
包皮の裂傷は本当に辛いものですから、ひどくなる前に適切な方法で対策をしていくことをおすすめします。
まとめ
包皮の裂傷と糖尿病の関係について、お話ししました。
糖尿病の人は包皮の裂傷が起こりやすいですが、カンジダなどを発症している場合、糖尿病がなくても包皮の裂傷が起こることはあります。
糖尿病じゃないから大丈夫と安心せず、もしかしたらと疑うことが、早く治すためには欠かせません。
糖尿病の人は糖尿病の治療を、そうでない人はファンガソープEXとファンガクリームで、しっかりと対策をしていきましょう。