性器に付着する恥垢は、見た目に汚ならしいだけでなく、実際にニオイの原因にもなるため、きちんと洗い流しておかなくてはなりません。
普段から性器を清潔にしておけば恥垢が残ることはないのですが、どうしても洗い忘れてしまうこともありますよね。
恥垢は皮膚の重なっているところに溜まりやすく、見逃してしまうことも少なくありません。
もしも恥垢を見つけたら、「いつもここは洗えていなかったんだ」と自覚し、洗い方を改善していきましょう。
大人の場合は悪臭やトラブルの原因になる恥垢ですが、子供にも見られることがあります。
子供の性器に恥垢が見られた場合は、どうしたらいいのでしょうか。
男の子には恥垢が多い
実は、子供の恥垢は女の子よりも男の子のほうが多いです。
なぜかというと、男の子はほとんどが包茎だからです。
小学校に入学する前の子供の場合、およそ85%ほどは包茎なのだそう。
そのため、「うちの子、包茎なんだけど手術をしたほうがいいの?」と悩むお母さんも多いのですが、とりあえず子供のうちは心配しなくても大丈夫。
おしっこをするときに痛がることがなければ、包茎は気にしなくても大丈夫でしょう。
大人の男性でも包茎だと恥垢が溜まりやすいように、子供も包茎であるため恥垢は溜まりやすいといえます。
どうしても亀頭と包皮の間に汗や尿などが付着しやすくなるので、恥垢も溜まりやすくなってしまうのです。
子供の恥垢には細菌などはおらず、ニオイもないと言われていますが、恥垢が原因で細菌が増殖する可能性は十分にあると言えるでしょう。
なぜなら、恥垢は細菌のエサになるからです。
地面に砂糖をまいておけばアリが群がってくるように、恥垢というエサがあれば細菌が寄ってくるのも当然のこと。
恥垢があることがきっかけで、男の子に多い細菌性亀頭包皮炎になってしまうこともあるようです。
とはいえ、子供の場合は包茎であることが普通。
普段は亀頭が露出せず、包皮で覆われているのが普通なのです。
よく、小さい頃から剥いておかないと大人になっても包茎のままだ、などという人がいますが、そんなことはありません。
成長とともに男性器も成長し、徐々に包皮が剥けていくので長い目で見守ってあげましょう。
そのため、子供の包茎が気になる、恥垢が気になるという理由で、むりやり子供の包皮を剥くのは絶対にNG。
亀頭はとてもデリケートなところなので、痛みなどが出てしまうかもしれません。
子供の場合はお風呂で温まっているときなどに、ほんのすこしずらすくらいのケアにとどめておきましょう。
ファンガソープEXを使うのもおすすめ
子供も恥垢がきっかけで亀頭包皮炎になることがあるので、できることなら恥垢や細菌は取り除いておきたいもの。
とはいえ、大人のように包皮が剥けるわけでもないので難しいですよね。
そんなときは、ドクターズチョイスのファンガソープEXというソープを使うのがおすすめ。
ファンガソープEXは天然成分のみで作られているので、子供でも使うことができます。
ティーツリーオイルという強い殺菌力のある成分を使っていますので、細菌などもしっかりと洗い流すことができますよ。
刺激となる成分を一切使わないオールナチュラル成分のクリームなので、安心ですね。
ただし、2歳以下のお子さんに使うときには医師やメーカーに問い合わせて相談してからにしてください。
ファンガソープEXで洗えば、たとえ恥垢があっても細菌は発生しにくくなるので、子供の亀頭包皮炎の予防にもなりますね。
まとめ
子供の恥垢について、お話ししました。
子供も男の子は恥垢がつきやすくなりますが、むりやり取ることはやめましょう。
子供は大人よりも皮膚が弱くデリケートなので、洗うときもやさしく丁寧を心がけてくださいね。