性器に恥垢がついてしまったら、放っておくのはよくありません。

恥垢は汚れのかたまりなので、きちんと取らないとニオイやトラブルの原因になってしまいます。

とはいえ、恥垢があるのはデリケートゾーン。

むりやりこすって取るのはなんとなくどうなの？とためらってしまいますよね。

恥垢は必要なものではないのできちんと取らなくてはなりませんが、間違った取り方をすると新たなトラブルの元となるので気を付けなくてはなりません。

ここでは、正しい恥垢の取り方についてお話ししていきましょう。

恥垢はお風呂で洗い流す

たとえばトイレで下着をおろしたとき、嫌なニオイがして異変に気がつくというのはよくある話です。

そのときに性器を観察すると、恥垢がついていることもあります。

もしもトイレで恥垢の存在に気がついたら、あなたならどうしますか？

なんとなく、トイレットペーパーなどでこすって取ってしまいたい！と思うのではないでしょうか。

しかし、強引にこすって恥垢をとると、性器を傷つけてしまう恐れがあります。

恥垢がつくのは、女性は主に外陰部、男性は亀頭付近と性器の中でも皮膚が薄くてデリケートなところ。

腕や足と比べるとかなり皮膚は薄いので、トイレットペーパーでこするだけでも刺激となる恐れがあるのです。

摩擦のような皮膚のただれや、そこから炎症が起こる可能性もあります。

恥垢はこすって取るのではなく、洗い流すが正解です。

お風呂に入ったときやシャワーを浴びるとき、ぬるま湯で性器を洗い流しましょう。

熱いお湯をかけると皮脂が流れて乾燥を招くので、顔を洗うくらいのぬるま湯がベスト。

シャワーをやさしくあてて、洗い流してしまいましょう。

このとき、ふつうのボディソープや石鹸を使うのはNG。

なぜなら、ボディソープや石鹸は細菌だけを洗い流し、常在菌のバランスを崩すきっかけになってしまうから。

性器にはたくさんの常在菌が住み着いており、それらは外部刺激や敵から性器を守る働きをしているのです。

恥垢を取るためとはいえ、常在菌のバランスを崩してしまうのはいけません。

石鹸などは使わず、ぬるま湯だけで洗い流すことを心がけましょう。

もしもどうしても石鹸を使いたいというときは、デリケートゾーン専用のものを使うようにしてください。

恥垢を取るときもこするのではなく、指の腹でくるくると小さな円を描くようにやさしく洗うようにしましょう。

恥垢を取ってもまた出るときは？

恥垢というのは、本来性器から出る汚れや垢のこと。

毎日清潔に性器を洗っていれば、恥垢がつくことなどありません。

そのため、恥垢が気になって取ってしまえば、しばらくの間は恥垢がなくなるのが普通です。

不衛生な環境を続ければまた恥垢はつきますが、意識して洗っているのなら、恥垢が気になることはないでしょう。

しかし取ったはずの恥垢がまたついている、何度も同じことを繰り返しているというようなときには、注意が必要です。

その恥垢は、もしかしたら病気によるものかもしれません。

もっとも可能性の高い病気に、カンジダがあります。

常在菌であるカンジダ菌が性器で増殖し、かゆみや恥垢などの不快症状を招く病気です。

カンジダ菌そのものが常在菌であるため、誰でもなる可能性のあるもの、と言えるでしょう。

カンジダは、決して珍しい病気ではありません。

カンジダによる恥垢だった場合、カンジダ対策をしなければいつまでたっても恥垢がなくなることはありません。

いたちごっこを続けても仕方がないので、まずはカンジダ対策を始めましょう。

ファンガソープEXという細菌と真菌を殺菌できるソープで洗い、男性ならファンガクリーム、女性ならカンジタクリアスーパーというサプリを併用するのがおすすめ。

ファンガソープEXは全身に使えるソープなので、性器への使用もOKです。

また、これらはすべて薬ではないので、副作用の心配もありません。

カンジタクリアスーパーは更に新しくなり、「ドクターズチョイス ファンガクリア」になりました。

まとめ

恥垢の正しい取り方について、お話ししました。

恥垢はむりやりこすって取るのではなく、やさしく洗い流すが鉄則です。

取っても取っても恥垢がつく場合は、カンジダ対策もしていきましょう。

原因を解決することができれば、恥垢も次第に落ち着いてくるはずですよ。

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