女性に多い病気として知られている、カンジダ。
カンジダの原因菌であるカンジタ菌が元々体内にある常在菌であるため、カンジダは誰でもなりやすく、また、繰り返しやすい病気でもあります。
さて、そんなカンジダですが、対処法やケア方法にはどんなものがあるのでしょうか。
男性がなったときと女性がなったときでは対処法は異なるのかどうかも、調べてみましたよ。
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カンジダの対処法（男性）
男性でカンジダになる人は、あまりいないと言われています。
それは男性の性器が体の外側に露出しており、常に空気に触れて乾燥する環境にあるため。
カンジタ菌は湿っているところを好むので、男性の性器は増殖に適した場所ではないのです。
しかし、男性でも包茎の人は包皮の間が蒸れやすいため、カンジダになりやすいと考えられています。
そんな男性のカンジダ対処法として多く用いられるのは、抗真菌成分の含まれた外用クリームを塗ることです。
性器に付着したカンジタ菌の増殖を抑えることを目的としています。
抗真菌クリームを1日に数回塗り、繁殖したカンジタ菌の活動を抑えることが期待されます。
包茎の人でカンジダを繰り返している場合は、カンジダを予防するために包茎の手術を検討することもあるようです。
カンジダの対処法（女性）
女性は男性と違い、体の内側に性器があります。
そのため膣は温かくて湿っており、カンジタ菌の繁殖には適した環境です。
菌が増えやすい環境を持っているため、女性の方がカンジダになりやすく、繰り返しやすいと言えるでしょう。
そんな女性のカンジダ対処法としては、婦人科で処方される膣錠が一般的です。
抗真菌成分を含んだ薬を膣の中に入れ、カンジタ菌の増殖を抑えることを目的としています。
かゆみや外陰部の炎症などがある場合は、外用クリームが処方されることもあります。
おりものが多い場合は、婦人科で膣洗浄という処置がとられることもあります。
膣錠も膣洗浄も、婦人科で医師が行いますので、女性のカンジダ対処では「婦人科に通う」ことが前提であると言えるでしょう。
女性の場合はカンジダは非常に繰り返しやすい病気であることから、再発した人向けの市販薬も販売されています。
市販薬はすべて膣錠で、自分で膣の中に入れることになります。
奥まで入れるのは難しいですし、衛生面でも不安が残るため市販薬での対処は慎重に検討したほうがよいでしょう。
天然成分を用いたケア方法について
薬による治療は、少なからず副作用がある場合があり、カンジダの予防までは難しいこともあります。
あくまでも「現在の症状の緩和」を目指すものとされています。
薬での対処よりも、天然成分のクリームやサプリメントを用いたケアを取り入れる人もいます。
例えば、男性向けにはドクターズチョイスのファンガクリーム、女性向けには同じくドクターズチョイスのカンジタクリアスーパーがあります。（カンジタクリアスーパーは新しくなり、「ドクターズチョイス ファンガクリア」となりました。）
ファンガクリームには、天然成分であるティーツリーオイルが配合されており、真菌や細菌に対して一定の抑制効果が期待されています。
オールナチュラル成分で作られているため、デリケートな部分や粘膜への使用にも配慮されています。
ティーツリーオイルは強い抗菌作用があるとされますが、天然成分のため副作用のリスクは比較的低いと考えられています。
カンジタクリアスーパーはワームウッドという天然ハーブを主成分としたサプリメントで、カンジダに関連するとされる成分を含んでいます。
抗生物質に頼らずにカンジタ菌の増殖を抑えることを目指し、カンジダになりにくい体質づくりをサポートする可能性があります。
どちらも病院へ行かなくても使えるため、診察を受けることに抵抗がある方の選択肢の一つとなるかもしれません。
まとめ
カンジダの対処法やケア方法について紹介しました。
カンジダの症状に対しては、病院へ行くことが基本ですが、病院へ行かずに対処する方法もあります。
カンジタ菌の増殖を抑えるのは抗真菌薬が一般的ですが、天然成分でも一定の抑制効果が期待される場合があります。
副作用が気になる、病院での治療に抵抗があるという人は、天然成分を用いたケア方法を検討してみるのも一つの方法かもしれません。
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